2009-12-29

Rein/Occidente


イタリアのFolk-Rockバンドで聴いていて心地よくなる。雰囲気は同じイタリアのModena City Ramblersに近い。

アルバムはJamendoというライセンスフリーのサイトから無料でダウンロードすることができる(ダウンロード時にメールアドレスが必要)。download

2009-12-28

Flogging Molly/Delilah


Flogging MollyのbootをiPodで聴いていたら聴いたことがない曲が。iPod Shuffluなのでその場では曲名は分からない。もしかしてskipした曲かな?いや,この曲をskipするはずがないと思い帰宅後調べたところTom Jonesのカバーだった。Tom Jonesを知らないのでyoutubeで聴いたところ確かにこの曲だと思い,Flogging Molly版はないかなと思い調べたらこのLive映像がUpされていた。

irish punkアレンジと言えるのか分からないが,元々のメロディーが良いのでよりかっこいい仕上がりになっている。レコーディングして欲しいな。

Sin Nombre


メキシコでギャング組織,マラ・サルバトルチャに所属するカスパー。そのギャング組織は刑務所の仲間を支援するための金を得るために,アメリカに不法入国しようとしている人々を襲う計画をしている。

アメリカに家族を持っている父が息子と娘のセイラを連れ再度アメリカに不法入国をしようと試みる。メキシコの貨物列車の屋根に上り移動するのである。いつくかの難関を乗り越えホッとしているある日,ギャング達が襲ってきた。セイラはギャングのボスに殺されそうになったがカスパーがボスを殺して...

このあらすじは1/10にも満たない内容。とにかく色々なドラマが展開する。日本人の私からすると「国に留まる,不法入国する,ギャングになる」のどれを選択するか?といわれても判断できない。

ギャングを抜けるのは死しかないと分かっているカスパー。自分もアメリカに入国できるかどうか分からない状況にも関わらず「絶対大丈夫だから」とカスパーをアメリカに連れて行こうとするセイラ。苦く厳しい恋愛映画とも言える。

2009-12-22

お国のために

煙草が1本当たり5円値上がりの方向で固まったらしい。その理由が健康のため。値上げに関しては諦めているが「健康のため」という理由が気に入らない。そうのうちとんでもない政策を発表し「自分のためそして国のためになる」と言い出しそうだ。

「~のため」は自分で考え,そして口には出さない事だと思っているので,他人に言われるとそう思っていても反抗したくなる。

2009-12-21

嗜好

音楽やお笑いに絶対はないので判断は個人毎の嗜好による。従ってM-1での優勝者が決まると大きく分けると「自分の嗜好と一致した」「まあ,妥当だろう」「何で」という判断に別れると思う。今年は「これで決まりだろう」という確信もなく「妥当だろう」という感じだった。

去年のM-1はほとんど笑えなかったが,今年は結構笑った。それでも南海キャンディーズ,ハリセンボン,ハライチにはニヤッとすることもできなかった。笑い飯の1本目と東京ダイナマイト,モンスターエンジン,パンクブーブーの1本目は面白かった。

M-1を見ていていつも思うのは漫才中のカメラワークの酷さ。審査員を抜くのはいいが,芸能人ゲストの笑い顔を抜くのはやめて欲しい。あれを見て「あいつも笑ってるから面白いんだろう」と思う人もいるかもしれないが,私の場合は「ゲッ,あいつも笑ってた。同じ嗜好かよ」とガッカリしてしまうからだ。

審査員の選考もどうかなと思う。東国原と渡辺はプロから見るとその資格があるのかもしれないけれど,私はデビュー当時から面白いと思ったことがないのでその点がひっかっかってしまう。

2009-12-20

午前三時の街角で

忘年会で何年かぶりに意識を失わずに帰宅できた。この時間に帰宅するのは久々のことなので,犬は思った通りうれションをした。7歳半,人間年齢にすると40過ぎなのに脳は小学生のままだ。でも,それだから可愛い。

2009-12-15

CORLEONE(コルレオーネ)


実在するイタリア、シチリア州コルレオーネ村出身のサルヴァトーレ・トト・リイナの半生を描いた作品。貧しい農民の息子だったトトはマフィアの仲間に入り徐々に頭角を現しドンとなる。邪魔をする者は検事だろうと殺害する...

菅原文太が第一線だった頃のヤクザ映画をよく見たのだが,基本は組同士の抗争。政治家や検事,警察に正面から対抗するようなシーンはあまり記憶にない。しかしこのドラマの主役トトは自分の身が危うくなると平気で検事を殺す。裏切った政治家も平気で殺す。図に乗ってきた手下も平気で殺す。まさに殺人マシーンだ。

この様な内容が1話90分に収まっていて,しかも6話ある。イタリアで大人気だったドラマだそうだが,1話が映画並みのクオリティーがあるので全話を見るのに時間がかかってしまった。

2009-12-14

This Is England


'83年フォークランド紛争で父を亡くした12歳の少年ショーン。学校でバカにされ喧嘩になり顔に傷を作った帰宅途中,地元の年上の不良グループと知り合いになり彼らと行動を共にするようになる。

彼らと同じような靴を履きシャツを着てスキンヘッズにするショーン。彼らは不良といっても節度があったので,ショーンの母親もスキンヘッズだけは許さないといいながらもショーンの遊び相手として彼らを認めていた。

ある日昔の仲間が刑務所から帰ってきた。彼はネオナチ思想に被れ不良仲間を引き入れようとする。ほとんどの仲間は拒んだがショーンは父親の死を巧みに用いられネオナチグループに入ってしまう...

思ったより暴力的ではなく,それぞれの立場の人々の内面の葛藤が良く描かれている映画だった。ネオナチというかナショナリストになり外国人を排除しようとする心の動きが秀逸。

La Vida Loca


エルサルバドルのギャング組織「マラ18」のメンバーを描いたドキュメンタリー。何故ギャングになったのか等という過去は描かずに彼らの現在の姿を撮っているリアル感が良く出ている。

葬式シーンが多かったり,彼らを社会復帰させようと考えパンを作らせている組織のリーダーが突然昔の罪で逮捕されたり,幸せになっていきそうだなと思った矢先に殺されてしまう若い母親。まさに筋書きのないストーリーだ。

前述したように過去を描いていないので何故ギャングになったのかは「貧困と内戦の影響かな」という安易な想像しかできない。しかし,男女問わず顔にまで「マラ18」であるという証の入れ墨を入れる覚悟には,私が今まで映画や小説で知ったあらゆる国のアウトローを超えるものを感じた。

2009-12-11

長い目で見れば

ロッテに入団予定の高校生が飲酒で補導されていたことが発覚し問題になっている。ダルビッシュは入団後喫煙が写真週刊誌に掲載され球団から処分を受けた。

酒を飲んで暴れたり,喫煙して火事を起こしたならともかく(この場合は刑事事件だろうけど),そうでない場合は自分の過去を振り返ると厳しいなと思った。有名人と無名人の違いはあるけれど。

でも,若いときに手痛い過ちを犯すと大部分の人はその時点でその手の間違いを犯さなくなるので,長い目で見れば良かったのかもしれない。そんなこと未成年時代に経験しておけよと思うようなことを,未成年時代に経験しないで育った大人が行い大失敗するケースも多々あるので。

2009-12-10

フレーズ

頭脳警察の新譜,PANTAの歌詞は前ほど感銘を受けなかったのだがundercoverの「お前の笑顔は糞以下だ」というフレーズはとても印象に残った。こんなフレーズは頭に浮かんだことすらない。

REDという曲の「...飢餓の国からSOS 鼓膜が破れそうだよ」とか「...レバノンからもSOS 電波は消されていく」という表現方法も好きだ。直接的に見えて実はそうではない言葉の使い方により,その言葉からいくつもの想像が出来る。

SIONはPANTAと違った意味での心に残るフレーズが沢山ある。沢山ありすぎて選ぶのも大変だけど,よく覚えているのは猿という曲の「何でもできると思ったのは、何にもしてないときだった」だ。

2009-12-07

シティ・オブ・マッド


以前,ブラジルのバスジャック事件を映画にした「バス174」を見た。そしてこの映画はそのバスジャック犯の青年の生い立ちから,いかにしてバスジャック犯になったのかを描いた映画だ。

主人公のサンドロの母が10歳の時に殺された。彼は叔母に引き取られたのだが居心地が悪かったのかそこを出てストリートチルドレンになりシンナーやコカインを覚えた。17,8歳の頃カンデラリア教会でのストリートチルドレン虐殺事件に遭遇したが生き延びた。

その後少年院に入ったのだが仲間と脱走をする。その仲間と強盗を行い金を稼ぐのだが,相手に抵抗され仲間に殺せと命ぜられても殺すことが出来ないサンドロ。彼は仲間に見放され再び孤立する。そして...

ストリートチルドレンについては映画で知ることばかり。その苦悩は想像すら出来ない。日本で青少年が犯罪を犯したときは生い立ちのせいにするな。同じような生い立ちでも立派な人はいくらでもいると思うのだが,外国のストリートチルドレンの犯罪に関してはその様に思うことが出来ない。

2009-12-02

Tater Famine/Spare Change


CD BABY経由で知ったバンド。私はアコースティック編成でもドラムが入っている方が好みなのだが,このバンドはドラムがいなくても違和感がない。そして,メロディーがとてもいい。

2009-11-30

中立放送

昨日の内藤VS亀田の世界戦の視聴率が43%だった。前回の内藤VS亀田弟の時は見たんだけど今回は見る気がしなくて見なかった。この試合があるのも当日知ったし,中立放送じゃないから見ていて腹が立つと予測したから。

判定勝ちのないスポーツが中立放送ではない場合,腹は立つけど我慢できる。贔屓されていない方のチームが勝っていると逆に「実況,解説者ざまあみろ」快感にもなるから。

2009-11-29

District 9


20年前巨大な宇宙船が南アフリカのヨハネスブルク上空で停滞した。そのままの状態で数ヶ月過ぎたこともあり,宇宙船に突入したところ衰弱した多数のエイリアン達がいた。全世界はヨハネスブルクに何とかするように圧力をかけ,政府は宇宙船の真下に避難キャンプを作り物質なども支援した。

しかし100万人いるエイリアンに全ての物質が行き渡るはずもなく,避難キャンプはまもなくスラム化しフェンスで囲まれ軍が監視することになった。その後地域住民との軋轢が始まりエイリアン達を排除するための暴動も起こった。

政府は集中監視が可能な別の地区にエイリアン達を移住させることを決め,強制立ち退きを要求するのだったが...

「動物農場」など人間を別の生物に見立てる物語はいくつかあるのだが,これもその類のひとつ。エイリアン達を様々な人々(人種)に例えて見ることのできるとても面白い映画だった。

中盤まではドキュメンタリー風に作っているので,ヨハネスブルク市民の苦悩が伝わらずはじめからエイリアンかわいそう目線で見てしまった。エイリアンがグロテスクなのにもかかわらず,その様な感じがせず逆に子供エイリアンはなかなか可愛いじゃないかとさえ思ってしまった。

2009-11-27

ジャンル

頭脳警察の新譜を1,2日間聴いたあとにいつものジャンルを聴いたらとても新鮮だった。やはりプレイリストはジャンルを適度に分散させた方が良いのかもしれない。と,いっても聴いているジャンルが元々狭いので他人からすると(ほぼ)同じに思えるかもしれないが。

2009-11-23

Lancaster County Prison with Shane McGowan/Town I Loved So Well


steve earleっぽいFolk-Rockだなと思って聴いていたら途中から聴き慣れた独特の声が。そうShane McGowanだ。彼の声が入るだけでひと味違った曲になる。

この歌は北アイルランド紛争を歌った歌でC.P.Michael(私はこの人を知らない)が'75年に作ったそうだ。ここに訳詞が載っている。訳詞を読みながらこの曲を聴くと一掃味わい深いモノになる。

2009-11-19

俺たちに明日はない/頭脳警察


頭脳警察というよりPANTAのソロという感じがして,特に頭脳警察に固執していない私はそれはそれで悪くないと感じた。

アルバム全体を通して聴いてみたところ,この曲はPANTAのこのアルバムに入れようとイメージしたり,この曲は誰々のあの曲に雰囲気が似ているな等楽しみながら聴くことが出来た。

最も気に入った曲はundercover。他の曲の詞はPANTAのものとしては珍しく頭の中を素通りしたのだが,この曲だけは詞も心に残り好きだった。

PISSというアルバムは一般的には評価が低いのだが私がPANTAの中で好きなアルバムの1つ。そしてそのアルバムに入れても違和感がないと思った,死んだら殺すぞ,赤の女王,黒の図表も好きだ。赤の女王を最初聴いたときは中島みゆきが歌い出しそうだなと思いそれほど気にとめなかったのだが,聴いていくうちにどんどん好きになっていた。

あとは追憶のスーパースターを思い出した残照とタイトルが分からないシークレットトラックの曲も良かった。

2009-11-18

sion/住人


「東京ノクターン」以降のsionアルバムは好きな曲と興味のわかない曲が半々の割合。いや,どちらかというと好きな曲の方が少ないかもしれない。その少ない好きな曲のひとつがこれ。歌詞の内容を覚えていなくらいメロディーが好みだ。

2009-11-16

3000枚

犬の散歩をするときには糞の始末をするビニール袋を持参する。そのビニール袋はコンビニの袋の様な手提げ部分がついたもので,100枚単位でパックされているモノをまとめ買いをしていた。いつものようにそれを持っていこうとしたときに残りが数枚だったので,まとめ買いをしたときの段ボールから新たなパックを持ってきたところ残り2パックになっていた。

大量に買ったのに残り僅かなのか,何枚買ったんだっけと段ボールを見てみると3,000枚入りと書いてあった。犬を飼いだして約7年ちょっと。袋を買ったときは本当に消費できるのかと思ったのだが,その時期が近づいてくるとその長さは感じない。

次は何枚買えばいいだろう。そう思ったときに,終わりから逆算しているのは合理的な思考なんだけど冷たい感情だよなと思い,あまり良い気分がしなかった。

2009-11-12

The Dreadnoughts/Ivanhoe


1stも2ndもとても良かったThe Dreadnoughts。久々にこのBandをyoutubeで検索したら沢山アップされていた。このBandの特徴はメロディーがきっちりしていること。聴き続けていると飽きも早いという欠点もあるのだが,それでも数ヶ月空けると無性に聴きたくなってくる魅力がある。

2009-11-07

今シーズン終了

日本シリーズ敗退。稲葉がシーズン終盤の不調を引きずっていた事と,スレッジが移籍のニュースが出てから打てなくなった事が印象に残る。田中賢介,高橋信二,小谷野,糸井の調子が良かっただけに残念。

日本シリーズは思っていたより負けても悔しさが残らなかった。前試合に負けた時点でダメかなと思っていたからかもしれないけど。

2009-11-04

経過

昼頃から友人宅で飲み日本シリーズを見るために17:00過ぎに去り18:00過ぎに帰宅。TVをつけたら1-0で勝っていたがあっさりと逆転。その後田中賢介のHRで同点になったところで寝てしまい,起きたらとっくに試合は終了し負けていた。

経過を見ていなくても勝ったときは嬉しい。しかし負けたときは悔しくなく腹立たしさもない。これを考えると大事な試合な時は見ない方が良いのかもしれない。

2009-11-01

日本シリーズ第二戦

ダルビッシュがまさかの先発。序盤の投げ方は全くの手投げ。それでも名前勝ちしているのか上手いこと抑える。結局リリーフが抜群の働きを見せて1-1のタイに。一ヶ月以上登板していなくても要所で力を込めて勝てるピッチングをするところがエースの貫禄。

フジTVの解説は清原と新庄だった。現役時代,マスコミを通じて知る清原は好きな選手ではなかった。しかし解説はパブリックイメージと違い真摯で的確で面白かった。今日の解説も悪のりした部分はあったが「なるほど,そういう風に考えているのか」と素人には分からない心理をいくつか聞けてやはり面白かった。

逆に新庄の解説はいまいち。最近の野球を見ていないのなら断ればいいのに。

2009-10-30

犬と猫

以前書いた子猫が子猫同士で行動するようになり,親無しで庭に現れるようになって久しい。そのうちの1匹が人間に慣れているのか人なつっこく,庭で犬の足を洗っているとすり寄ってくるようになり,触っても嫌がらない。庭に現れたときにに「いつかすり寄って来させよう作戦」を行ってきた成果なのだけれど。

このノラの仕草を見ていると,飼い犬が飼い主を見て喜ぶ姿と,ノラ猫がすり寄ってくる仕草が明らかに違う事が改めて分かった。犬は良い意味でのバカで単純に心から喜んでいる感じがする。その証拠に今でもたまにうれションをする。

逆にノラ猫がすり寄ってくる姿には心が無く,その裏にはには目的がある気がする。良く言えば個人主義で悪く言えば狡猾だ。狡猾だと言っても人間じゃないし習性は仕方がないので,すり寄ってこられるとついつい気を許してしまう。

2009-10-26

進路

MLBかNPBかの決断を迫られていた話題の菊池投手がNPBでやることを選択した。たかだか18歳で大金が動く世界で「どっちにするか」と言われても選択できないだろう。「こっちはこうで,あっちはああで」といわれても自分の想像の範囲を超えていると思う。

私が18の時は漠然と「ダンプの運転手がいいかな」と思っていた。トラック野郎に憧れていたわけではなくただ単に高給だからという単純な理由だけで。結局,部の顧問の先生の助言で別の進路に変えたのだが,今思うとそれが良かった。免許を取ってクルマを買い運転してみたところ,運転が嫌いなことが分かったからである。

2009-10-24

日本シリーズ

日本ハムVS巨人の日本シリーズに決定した。巨人との対戦は希望通りなのだが,東京ドームではやりたくなかった。外野フライかなと思う当たりがホームランになる球場は,普段広い球場の試合に見慣れているパリーグファンとしては面白味に欠けるからだ。

20数年前にもこの対戦で日本シリーズがあり,その時1試合を後楽園球場に見に行った。日本ハム側の席に座ったのだが,周りは巨人ファンばかりで試合にも負けた事を覚えている。今年は札幌で4試合あるので,そこを確実に獲るようなローテーションでシリーズに臨んで欲しい。

ダルビッシュは間に合うのだろうか。短いイニングでも投げられるのなら心強いのだけれど。

2009-10-21

良い時代

久々にNapsterで遊んだ。last.fmやCD BABYで好きなジャンルで検索して抽出したアルバムやアーティストをNapsterで得る。100%とまではいかないが70~80%の確率でヒットする。この後,得た曲を少し聴いてMP3プレイヤーでじっくり聴くかどうか選別する。選別後プレイヤーでじっくり聴きレートをつける。

これはMP3音源が流行る前は出来なかった遊びだ。1度しか聴かずに葬ったCDやLPが何枚もある。発売前のレコード評を信じて購入し悔しさに泣きくれたLPが何枚もある。消費者側からすると良い時代になったものだ。

2009-10-20

月が昇れば/斉藤和義


Amazonのレビューで絶賛されているけれど,あまり好みではなかった。良かったのは清志郎に捧げた「Phoenix」。私は清志郎のファンじゃないのでグッとは来なかったけど良い詞だと思った。アレンジもいい。「LOVE&PEACE」はサビにもう一盛り上がりあると最高だったが好きなタイプの曲。「後悔シャッフル」はサビが好き。

疑問だったのが「黒塗りのセダン」が収録されていなかったこと。好きな曲なのでアルバムアレンジを聴いてみたかったんだけど残念。収録されていてもアルバム様にアレンジしたかどうかは分からないけど。

2009-10-14

The 241ers/Murderers


少し前にyoutubeの動画を紹介したが,このバンドはとても良い。アコースティック編成なのだがスピードがあり,メロディーもしっかりとしている。ツインヴォーカルも魅力的でこのアルバムは最高の仕上がりだと思う。

私の知っている限りだと,日本のアーティストはアコースティックギターを持つとドラムとベースを排除してしまう傾向が強い。その様なときにいつも「このままでドラムとベースを入れたアレンジで聴きたい」と欲求不満になる。その欲求を満たせてくれたのがこのバンドThe 241ersである。

2009-10-13

演歌

歌詞に重要性を求めなくなって数年経つ。ラブソングは元々それほど好きではないし,メッセージソングは「気持ちは分かるけど,代替案も欲しいところだね」と妙に醒めてしまう。演歌はいつの時代にも年配者に人気があるが,これは私のように歌詞を受け付けられなくなってしまうからなのだろうか。

私は歌詞以外は幸いなことにまだまだ速いテンポのモノが好きなので演歌を聴くことはないと思うが,もしかしたら何かの拍子ではまってしまうことがあるかもしれない。10年前の自分を考えたら洋楽にこんなにはまれるなんて想像も出来なかったし。

2009-10-10

トリス

ウィスキーを飲み続けているにも関わらず「この味が好きだ」というのは特にない。サントリーの角瓶が飲みやすいのは確かだけど。

父がよくウィスキーをもらうので私がそれをもらう。今回はその中にトリスがあった。トリスをそんなに飲んだ覚えはないのだが,頭が痛くなりやすいという先入観を持っていた。トリスを選択したくないのだが,飲まないのはもったいないので早く空けてしまおうと思い飲んだら今日は軽い二日酔いになった。

しかしこれはトリスそのものが原因ではない。トリスは37度とアルコール分が低いので,ロックでビールを飲むかのようにぐいぐいいける。それで二日酔いになってしまったのである。昔,レッドを飲んだときもそうだったんだろうなと若き日を思い出した。

2009-10-09

Young Dubliners/Rosie


RoostersのRosieに負けず劣らずYoung DublinersのRosieも好きだ。この曲はアレンジ云々よりメロディーが好みで,歌い出した途端「いいな。好みだ」と即決した。

2009-10-07

リーグ優勝

日本ハムがリーグ優勝をした。06年に数十年ぶりにリーグ優勝をしてからは別チームに生まれ変わったような強さ。でもその強さは結果としての強さなので私はいつも不安を抱えながら試合を見ている。

今シーズン,インフルエンザ騒動直前までは9月の中旬には優勝が決まるだろうと楽観視できるくらい調子が良かった。しかしインフルエンザ直後は「もしかしたら優勝はおろかCS(クライマックスシリーズ)も危ういかもしれない」と思えるほどの急降下。事は上手く運ばないものだ。

優勝しアドバンテージがあるのにも関わらずCSを勝ち抜けるのか不安である。だから自分の心には「リーグ優勝したから満足さ」という保険をかけてしまう。

2009-10-05

ブレイカウェイ


どこか中途半端な中年4人組のアウトロー。その中のリーダー,トーキッドは40歳の誕生日を機に足を洗おうと思い,ボスに命ぜられた強盗後にその金を持ってバルセロナに逃げることを決意し3人もそれに従った。

逃げる途中一人が怪我をしてしまい森の中で見つけた廃屋に隠れることになった。元々レストランだった廃屋で数日過ごしているうちに,トーキッドはここを買いレストランを始めようと思い始めるのだが...

バイオレンス映画だと思っていたらその様なシーンはほんの一部であり,良い意味で騙された。冷酷さが足りないアウトロー達の人情劇。ドイツ映画の「ノッキンオンヘンズドア」に雰囲気が似ていて,アメリカ映画とはちょっと違う好きなタイプの映画だった。

2009-10-02

オー!マイ・ゴースト


人間嫌いの歯科医ピンカースは大腸検査時に7分間だけ死亡した。その結果,街を彷徨う幽霊が見えるようになり,又幽霊もピンカースがそれをできるということを知り彼につきまとうようになる。

幽霊が彼につきまとう理由は心残りだったことを彼に行ってもらい成仏したいからだ。しかしピンカースは彼らの願いを無視するばかり。しかしそれでもしつこくつきまとう一人の幽霊の話に興味がわき...

笑いあり涙あり,ストーリーの展開は読めるのだがそれでも面白い映画だった。笑いもドタバタの笑いではなく,会話の内容で笑わせるモノなので好み。もったいないのはこの邦題。未公開の作品なだけに,タイトルだけでスルーされる確率は高いと思う。

2009-09-30

Living Lâche/That's Why I Never Stop


オーストリアのバンド。アコーディオンが印象に残る好きな曲。どちらかといえば苦手なVo.の声なのだが何度か聴いて慣れた。この様なアレンジを好きになると,昔好きだったシンセサイザー使用したアレンジに嫌悪感が出てきたのが自分でも不思議である。

2009-09-28

The 241Ers/Ronnie Goes To Heaven


アコースティックギター×2,ベース,ドラム編成。ジャンルはfolk-rockかfolk-punkかな。最初聴いたときは「アコースティック版Against Me!だ」と少し思った。

この動画は音が荒いため少々喧しく聞こえるのが残念。Dropkick Murphysもそうだけどツインボーカルスタイルが魅力。

2009-09-25

DIY

数週間前からウォシュレットの操作部の下から水が漏れだした。調べてみると生産は既に中止されていて,ここの水漏れは買い換えるしか無さそうということだった。それでもなんとか修理できないモノかと調べてみると,ウォシュレットは素人でも交換できるということが分かった。それまでは便器ごと交換するというイメージで20万円近くかかるのかなと思っていたので気が楽になった。

この様な状態が続き水漏れが徐々に激しくなってきたので,遂に昨日交換した。作業に必要な工具は同梱されていて作業時間は1時間かからずに料金は約35,000円。今までは操作ボタンが便器の横に付いている貯水式だったが,そこの水漏れだったことと便所を広く使いたいということでリモコン式にした。この価格なら4,5年経って壊れたなら修理せずに次も買い換える事だろう。

2009-09-18

虚像

酒井法子の保釈記者会見が一般の新聞にも大きく取り上げられていた。TVで流れているモノをチラッと見たが,ニーズを遙かに超えた大報道に「逮捕時じゃないのに相変わらずだな」と呆れてしまう。原稿も出来ていて表情もしゃべり方も練る時間が沢山あったのだから,そこから本当の姿は見えてこない。分析でもし出したら「ひっかかったな」と相手は大笑いするだろう。

2009-09-15

想像してごらん

いつもの散歩コースに毛虫が大量発生している。ようやく出なくなったなと思い安心していたら,別の場所に大量発生していた。地面を見ると生きている毛虫が当然の事ながら動いていて,こいつらが頭の上に落ちてきたらと思うと心拍数が一気に上がる。

ゴキブリは不意に出てくるのでその瞬間は驚くのだが,直接的な危害を加えるわけではないのでその後冷静に殺すことができる。しかし毛虫はその姿,形だけで気持ち悪く触ったらかぶれてしまうという恐怖もあり,鳥肌が立つほど苦手である。去年もそうだったけど,あの公園はどうして駆除しないんだろう。

想像してごらん 毛虫なんていないって
簡単なことさ
僕らの下には 踏みつぶされた残骸もなく
僕らの上から 落ちてもこない
想像してごらん 全ての毛虫は
木から落ちてこないって

2009-09-14

Biblecode Sundays/Welcome To Cricklewood


このWelcome To Cricklewoodはサビがとても良く,曲にVo.の声がマッチしていて何度聴いても飽きない。ウィスキーを飲みながら聴きたくなるバンド。

2009-09-10

Benjaming Band/Bohové na hrad


チェコのバンドという以外はサイトに行っても全く読めないので分からない。バクパイプやアコーディオン,オルガンなどがメロディーの裏で沢山の色々な音階を奏でるアレンジが大好きなので,こういう曲は無条件で好きになってしまう。

2009-09-07

原因不明

犬の散歩時にいつものように林で犬がそこら中のにおいを嗅いでいるときに突然キャンキャンと大声で鳴き出した。それも1,2回で終わらずに十回以上も。何があったんだろうと思いを見てみると前に左足の先を折り曲げて3本足状態になっていた。

捻挫でもしたのだろうかとしばらく休ませようとしたが,どうしても糞がしたいらしく3本足でいつもより速く歩き出した。根性で糞をしている間「ここから抱えて歩くのはちょっと遠いな」と考えていたが犬はまたもや根性を出して3本足で家まで歩いた。

家に着いてから足を洗うのだが,原因が分からないので優しく撫でるように足の裏を洗ったのだが触っても特に痛そうな素振りは見せず,前足の先の関節部分を折り曲げても大丈夫だった。その後家の中でも3本足状態だったのだが,時間が経つに連れ4本足状態に戻ってきた。

落ち着いた状態になってから足の裏を見てみると何かが刺さっていた。先端が黒くてそこから透明に近い白色で細い1cm程度の長さのモノが。ピンセットでそれを抜いてやりしばらく経つとほぼ全快に近い状態になった。

土の中にいた蜂にでも刺されたのか,それとも別の毒虫なのか原因は分からないが痛みに強い犬があれだけ鳴くということは,相当強い毒を持っていたのかもしれない。

2009-09-05

Eileen Og


あるバンドがこの曲「Eileen Og」を演奏していて一回で気に入った。youtubeで探してみるとそのバンドのモノはなく,The Dubliners等のモノがあったので私はカバーしたものを聴いたのだろう。元々はirish民謡なのかもしれない。

私が聴いたのはバンド編成でもう少し速いアレンジになっているのだが,このGROGというバンド?のものも悪くない。

2009-09-02

消耗品

掃除機から異臭がするのでフィルターを交換しようとしたところ,古い型の掃除機なのでフィルターも全国で1つだけしか残っていなかった。全部で3種類のフィルターがついているのだが,他の2つは既に無いらしい。

電気機器が新しくなっていくのは良い。でも消耗品は同様のモノを継続していって欲しい。そうじゃないと機械が丈夫でも消耗品が無くなったため使えなくなってしまうからだ。特に掃除機は我が家ではほうきも使っていることもあり頻繁には使わないので,どんなに魅力的な製品が出ても買い換え意欲がわかない。

掃除機に限らず消耗品が必要な家電製品は,製品購入時に消耗品もそこそこの数を購入しておいた方が良いことを学習した。

2009-08-26

餃子

冷凍餃子と惣菜餃子独特のちょっと甘いような味が苦手。家庭での手作りの場合,実家でも自宅でも,そして貰ったものでもあの味はしない。冷凍してあとから食べてもだ。

週末に実家にいったとき実家近くの満州餃子で生パックを買ってきた。どうかあの味がしませんようにと祈って食べたら,その祈りが通じたのかあの味がしなくて家庭餃子に近い味がした。

あの味はどこから出てくる味なのか。思い出しただけで食欲が減退してくる。

2009-08-24

迷子の警察音楽隊


イスラエルに招かれてやってきた7,8名で編成されているエジプトの警察音楽隊。空港に迎えが来ていないので自分たちでバスに乗り目的地に向かうのだが,到着したところは人通りも無い寂れた町だった。

バス停の近くにあった食堂の女主人に尋ねるとどうやら行き先を間違えたらしい。しかも次のバスは翌朝でここにはホテルもない。途方に暮れていると女主人は音楽隊を分散して従業員等の家に泊めてくれると申し出てくれた。

最初は断った隊長だったがどうすることも出来ないので,その好意を受け入れることにした。そして各家庭に分散した隊員達の一夜が始まった...

「バグダット・カフェ」に似ている雰囲気の映画。スピード感や急激な展開はないのだが,淡々とした進行や一見無表情に見える演技に少しのユーモアが混じりとても面白かった。この様な映画によくある「わざと気取った感じ」が感じられないのも好印象。

ハリウッド映画やアメリカのドラマも好きでよく見るのだが,この映画を見ると感情を大げさに表現する演技をしなくてもきちんと見る者に伝わるということがよく分かった。

2009-08-19

インフルエンザ

日本ハムの選手達がインフルエンザに感染した。幸いなのは2位とゲーム差が離れていること。3ゲーム差ぐらいになるまでは未来の主力を見られると発想を切り替えられる。

風邪や歯痛になるととても辛いのだが,その症状が無いときは辛いときのことを思い出そうとしても思い出せない人間の素晴らしい記憶形態がある。でもこの形態を考えない人が上にいると辛いかもしれないから,一概に賞賛出来ることではないかもしれない。

そういえば若いときは汗をかけば治ると良くいわれていた。確かに汗をかいて治るときもあった。でもこれは汗のおかげではなく,風邪を気にすることも出来ない練習で精神が風邪を打ち負かせた様な気がしている。

2009-08-14

psychobilly

Napsterでpsychobillyのバンド,とりあえずはKrewmenとLong Tall Texansをピックアップ。まだきちんと聴いていないのだがイントロだけ聴くとどの曲も良さそう。あとはメロディーが好みかどうかだ。

気をつけなくちゃいけないのはpsychobillyだけを聴き続けると飽きてしまうので,上手く他のジャンルと混ぜ合わせながら聴くということ。Folk-Metalもそうだったけど「いいね,これ」と思いそればかり聴き続けると飽きてしまい,その後全く聴く気にならなくなる。この現象は私自身の問題なのだけれど。

2009-08-12

毎年恒例の

野良猫の鳴き声がうるさいと思ったら,いつの間にか子供を5匹産んでいた。子猫は既に塀にも上れるようだから,産まれてから結構な日数が経っていると思う。子供を産むとここ数年は必ず自宅の庭を遊び場に使用している。小便臭くなるのが迷惑という部分より,子猫を見ることができる楽しみの方が勝る。

地域猫,いわゆる野良猫に対しては消極的に認めているので餌はやらないが追っ払うことはしない。ただたまに庭に糞をするのでその時は糞を取り除いたあとに木酢液を撒く。この時だけは「うちの犬は家の中はおろか,敷地内でも糞尿はしないのだから野良猫諸君もも少しは礼儀をわきまえたらどうだ」と少し腹を立てる。

2009-08-10

チャンス

酒井法子,さすがに顔は知っていたけど曲は知らないしドラマも見たことがないので騒動の大きさに少し驚いている。清水健太郎だったら歌も知ってるしドラマも見たことあるんだけど。

彼女の逮捕は子供に覚醒剤を悪と知らしめる宣伝としての絶好のチャンスだと思う。元アイドルだろうがなんだろうが覚醒剤に手を出したら,これだけの罰を受けるという事を幼いうちに刷り込ませるのである。

2009-08-06

駆け引きと引き替えに

アメリカでモノポリーをやっていた男性が相手の女性を殴り逮捕されたという事件があった。私はモノポリーという存在は知っていたが,ルールを含めてどのようなゲームか知らなかった。それでこの事件で興味を持ちPC用のゲームで少し遊んでみた。

なるほど,こういうゲームか。親しい人とやったら気まずい雰囲気になりそうなゲームだ。麻雀や7並べなら自分の欲しい牌やカードを誰が持っているか分からない。分かったとしても交換は出来ない。しかしモノポリーは欲しい物(土地)を誰が持っているのか分かり交換ができるので,この部分で軋轢が生じそうだ。

「お前には全く価値のない土地だろう。なんで交換しないんだよ。キャッシュもこんなに上乗せしているのに」ってバブルの頃の地上げ屋のような感情が出てきそう。そこに至るまでにも自分の欲しい土地に止まれなくてイライラするだろうし。

子供の頃からこのゲームを行っていてしかも強かったら駆け引きは上手くなりそうだが,歪んだ性格になるかもしれない。

2009-08-04

あまり知らない

芸能人がクスリで逮捕され奥さんが女優ということもあり騒がれている。しかし,私はこの夫婦の事は名前を聞いたことがあるぐらいで顔まで思い浮かばない。まあ,この二人を良く知っている人に「今年開花した日本ハムの打者糸井の身体能力はすごいんだぜ,しかもドラフトでは自由枠の投手だったんだから」と言ってもちんぷんかんぷんなのと同じ事だろう。

そういえば高校生の頃クラスの女生徒がトシちゃんがどうのこうのと騒いでいて,友人と「そんな芸能人いたっけ?」と疑問に思っていたことがあった。どうやら金八先生に出ていてデビューしたアイドルだったようで,金曜の20時は新日本プロレスの私達には分からなくて当然だった。ちなみに月曜日の20:00は国際プロレス。全日本プロレスは好きじゃなかったので見ていなかった。

2009-08-03

テスト不足

以前書いたSONYのウォークマンNWD-W202。新品に交換してもらったのだが2,3日使用したら以前と同様にUSBで認識されなくなった。何度交換しても同じ結果だと思い今回は泣き寝入りすることに。梱包→コンビニに行き発送という手間も面倒だし。

以前故障が問題ではなくその後の対応が大事だと書いたが,そこまで冷静になれないレベルの商品だと思う。明らかにテスト不足。コンセプトに魅力があっても今後SONY製品はやめておこうと決意した。

意図

議員がポスターに女性タレントの写真を無断で使用した/無断じゃない等で揉めているニュースを見た。無断云々の前に女性タレントをポスターに使用した意図のバカらしさを指摘しろよと思った。

2009-07-30

球界の野良犬/愛甲猛


元ロッテの愛甲が生い立ちからプロ野球人生,引退後の生活を書いた自伝。

高校時代,友人から「愛甲ってワルなんだぜ」と聞いたことを思いだした。この本を読んでみると確かにそうだった。甲子園で優勝する高校球児ぐらいになるとソープランドに接待されるのか。私も運動部に所属していたが都立高校の運動部だったため,そんな噂すら耳にしたことはなかった。

プロ野球界に入ってからの裏話も面白い。タイトル争いで助けい,首脳陣とのトラブル。そしてステロイドの使用とその後遺症。金田監督の行動はまるでコントみたいだ。

暴露本にしては少し弱いし,自伝として考えるとそれほど自分語りをしているわけでもない。そんなことから,疲れていてもサラッと読める内容になっている。

2009-07-28

狂い咲きサンダーロード

俳優の山田辰夫が亡くなった。「狂い咲きサンダーロード」の演技が今でも印象に残っている。存在感のある狂犬タイプのチンピラ。菅原文太→渡瀬恒彦→水谷豊の系譜をたどる役者が出てきたなと当時思っていた。

「狂い咲きサンダーロード」公開当時高校生だった私は邦画ばかり見ていたのだが,卒業と同時に徐々に見なくなり山田辰夫の存在も忘れていた。どうやら長渕剛のTV等に良く出ていて知名度もそこそこあったらしい。

数ヶ月前に「おくりびと」を見た。なんか聞き覚えのある声だなと思ったら山田辰夫だった。つい2,3日前に洋画を見ていて「山田辰夫っぽいね」と妻と話をした。何十年も見ていなかったのに,久々に自分の記憶の中に蘇ったなと思っていたら飛び込んできた死去のニュース。

そういえば何年かぶりにミッシェルの曲をiPodに入れて聴き始めたら何日か後にギタリストの死去のニュースが飛び込んできた。妙な偶然だなと感じている今日この頃。

2009-07-22

まさかの復帰

甲斐バンドが昨年解散ツアーを行ったのに又再結成するらしい。もっと昔に解散したと思ったので,最近解散していたのかと思っていたのだが'86年にも解散していたらしい。いずれにせよ引退復帰パタンが多いプロレスラーのようだ。

解散に関するツアーやコンサート,CD等のは発売を一切していなければ「その時はそういう気分だったんだろうな。そういうときもあるよ」と納得は出来るのだが。

2009-07-17

The Killigans/Live at the Zoo Bar


哀愁のあるメロディーが特徴的なIrish PunkバンドThe KilligansのBEST盤的意味合いの強いLive盤。このLive盤ではなんと言ってもアコーディオンがいい。ついついアコーディオンのみに神経を傾けてしまうほど。このバンドに興味を持ったらこのアルバムから入るのもいいかもしれない。Napsterで聴くことが出来る。

アメリカやヨーロッパのIrish Punk系,Folk Punk系のバンドを聴くといつも思うことがある。私の好きな何人かの日本のアーティスト達もたまにアコーディオンやバイオリンを使うのだが,どのアーティストもこれらの楽器を使う時の99%はおとなしい曲の時(あくまで私が知っている範囲でだけど)だということ。もどかしくなってくる。こういうのって文化の違いなのかな。

2009-07-16

オールスター考

プロ野球の交流戦が始まってからオールスターへの興味が薄れた。選手も真剣勝負を履き違えていて緊張感がないし。選手も見ている方も緊張感があるようにするには,その勝敗によって勝ったリーグには負けたリーグにダメージを与えるような特典を設けることだと思う。

案としては来年から交流戦を3戦シリーズとし,勝ちリーグの主催球場で行う。現在はドラフトの指名順序権が与えられているが,それをもっと大胆にして勝ったリーグの6チームから優先にする。

今はこの程度しか思いつかないが,お祭りなんだよという認識は見ていて面白くない。

2009-07-14

原点回帰

高校生の頃からPANTAとRoostersが好きでとにかく聴き飽きるほど聴いた。mp3の時代になり両者の音源はあまりmp3化しなかった。そのうち洋楽のあるジャンルがとても好きになり,そのジャンルを集めそればかり聴いていた。

それもなん回りかし,昔が懐かしくなりRoostersのBOXセットのCDやDVDをmp3化してiTunesに登録しはじめた。原点回帰だ。

聴いてみると当時はそれほどでもなかったのであまり聴いていなかった花田時代の曲がとても新鮮だ。やっぱりSOSはいいな。Liveだと特にいい。でもなぜか途中までしか収録されていない。

2009-07-13

クローザー

野球のない日は「クローザー」という海外ドラマを見ているのだが,これがとても面白い。これを見る前は「デクスター」を見ていてレンタルされているDVDを全て見てしまったので切り替えた。

しかしクローザーのレンタルもレンタルされている最終シーズンである第3シーズンに入ってしまい,次は何を借りようかと悩まなくてはいけない時期が迫ってきた。「フレンズ」を第一シーズンから見直そうかな。

2009-07-08

トリミング

ようやく犬の抜け毛が落ち着いてきたので,一ヶ月ぶりに今朝シャンプーをした。柴犬で短毛だからという事もあるのだが,シャンプーも爪切りも肛門絞りも店に行かずに全て自分で行っている。柴を飼っている人は私と同様にほとんど自分で行っているのだと思う。

爪は散歩中に削れるから大丈夫という話を聞くが,土の上を散歩させていると削れないので自分で行うしかない。通常の爪は問題ないのだが内側に曲がっている狼爪が切りにくい。この爪は役に立つのかなと思うのだが,たまにこの爪で歯を掻いているので役に立つのだろう。

2009-07-06

この自由な世界で


ロンドンで職業斡旋の仕事をしていたシングルマザーのジェイミーはセクハラする上司に反抗しクビになった。この仕事の能力があった彼女は友人と職業斡旋の仕事を始めた。外国人労働者を斡旋する仕事で当初は法律に基づいて行っていたが,儲けが多く従順に働く不法移民にまで斡旋するようになった。

利益も増え順調に進んでいったが,斡旋先から給与を回収できないというトラブルが発生し,彼女は労働者から糾弾されはじめ...

搾取しているのだけれど搾取されているという立場の人間を描いた映画。ソフト業界にもこの様な自転車操業で仕事を斡旋している人々は多くいた。その人達に多いのは企業側から金が入らないと自分のプールしている金を労働者に払うという事をせずに,こっちももらえないんだという泣きを入れて労働者に払わないというやり方。

この映画の主人公はまさにこの様な人だった。しかも労働者は政府に訴えることも出来ない人々。彼女は痛い目にあい少し改心するのだが,根っこの部分は変わらなかった。その変わらない部分を描いているのがとても良かった。

2009-07-03

故障の原因

SONYのWALKMAN,NWD-W202が修理からやっと戻ってきた。新品と交換だったにもかかわらず6.23に発送して7.3到着。やはりiPod Shuffuleに比べるとかなり遅かった。

故障の原因は分からない。たぶん元々不良品のロットを買ってしまい汗で壊れたのではないかと推測している。今度のは壊れなければいいのだけれど。

2009-07-01

変化

邦楽Onlyだった私が洋楽ばかり聴くようになって4,5年になる。この様な聴き方をして自分の変化が明らかに分かった。それは歌詞が分からないために間奏や各楽器の音色をじっくりと聴くようになったことである。

以前は楽器なんて気にしなくて,メロディーとテンポそして歌詞が好みであればそれで良かった。しかし今はメロディーを好きになってもアレンジが平凡だとすぐに飽きてしまう。電子っぽい楽器を盛り込んだアレンジだとそれだけで嫌になってしまう。

それと日本語の歌詞についても意識が変わった。日本語の歌詞を聴く機会が少なくなった分,以前にも増してその内容を吟味するようになった(ただ過去に聴いた曲については刷り込まれているので素直に聴いているが)。

以前にも増して「一所懸命やれば云々,夢に向かって云々,人は皆云々,自分(あなた)らしく云々」等というフレーズを嫌悪するようになった。

2009-06-28

VIOLENT FEMMES/Kiss Off


以前,このバンドのAdd It Upという曲を載せた。基本的にこの種のアレンジやVo.の声は好みではないのだが,なぜか惹かれてしまう。元々はFolk-PunkのジャンルからVIOLENT FEMMESに巡り会い最初は「好みじゃないかな」と感じたのだがアルバムの中に1,2曲「いいな」と思うのがあった。

それでしばらく寝かせてはちょっと聴くということを繰り返し,このバンドの音に慣れてきたら好きな曲が増えてきたという次第。Vo.はソロの時の大江慎也っぽさがある。それとブランキージェットシティにも似ている気がする。ブランキージェットシティを数回しか聴いたことがないので,ファンにいわせると全然違うのかもしれないけど。

2009-06-26

萩原健一/フラフラ (春よ来い)


さきほどの続きで萩原健一にたどり着いた。萩原健一のアルバムで一番好きなのはシャンティ・シャンティLive盤。この曲とかAh!Ha!やテンダー・ナイト,シャララが入っている捨て曲無しのアルバムだと思う。

ANARCHY/HARDER THEY COME


最近sionのハレルヤをよく聴いていてyoutubeにないかなと思いながら検索していたら,そこからRoostersを見始めてしまい,そしてこの映像にたどり着いた。これはLive CDになったものかな?

アナーキーではこの曲とあぶらむしがいい。

2009-06-24

味覚障害

手作りビーフジャーキを貰って食べたらとても美味しかった。美味しさの秘密はコショウなどの香辛料を感じなかったことだ。

コンビニ等で売っているつまみや弁当を買うのは月1回程度。どれも味が濃すぎて見ただけで買う気がなくなる。やたらコショウやマヨネーズを必要以上の量を使用していて,原材料の味をごまかそうとしている。私がグルメではないのだが,それでもこれらを好む若い人たちは味覚障害になっているのではないかと心配してしまう。

2009-06-22

SONYの対応は

買ったばかりのWALKMAN,NWD-W202がもう故障してしまった。USBデバイスが認識しなくなってしまったのである。別のポートや別のPCで試しても同様で,他のUSBデバイスは正常に動作しているので故障と断言しても良いだろう。現在問い合わせ中。

ソフト開発をしている事もあり,私は死や怪我にに直結する商品じゃない場合は故障には寛容である。故障に関してはとやかく言わない。問題はその後の対応なのである。

iPodが故障したときはすぐに宅配便で新製品を持ってきてくれて,その場で交換してくれた。この対応に故障のネガティブさは消え良い会社だなと思った次第である。(もちろん無償)

SONYはどうなんだろう。サービス店に持っていけといわれたら面倒だ。

2009-06-19

精神年齢

近年,大学生が起こす犯罪が目立ってきている。これは私もそうだが30,40年前に比べ精神年齢が低下しているためだと思うので驚くべき事ではない。当時だと中高校生時代の年齢で卒業していることを,今の大学生が行っているだけのことである。

2009-06-18

WALKMAN


イヤホーンと一体型になったNWD-W202というWALKMANが発売されたので買ってしまった。iPod Shuffleは小さくて便利なのだが,Tシャツを着ることが多い夏はアームバンドを装着しないとならない。運動時や毎日の朝夕の散歩でアームバンドを装着するのは面倒だと思っていたところにこの機種の発売のニュース。価格もiPod Shuffleと同じ程度なのですぐに飛びついた。

曲の管理として使用しているiTunesをやめるわけにはいかないので,曲の転送は少々面倒だがメーカが違うのだから仕方がないと割り切り事にした。

今後,更に小型化した似たような機種を他社が発売すると思う。そうなったときにはきっと飛びつくだろう。

2009-06-16

きつねと私の12ヶ月


フランスの山間部に住む少女が野生のきつねとコミュニケーションを取ろうとするストーリー。ほのぼのとした映画かなと思ったらそうではない部分もある大人も楽しめる映画。

少女の子供特有な無邪気な残酷さと,ペットではないんだなと思わせるきつねのクールさが現実的でとてもいい。

2009-06-11

梅雨と腰

梅雨が近いかどうかは腰によって分かる。上手く表現できないのだが,腰がイライラするのである。このイライラは座っているときや寝ているときに発生するのでタチが悪い。特に寝ようかなと布団で横になっているときに発生すると寝付けなくなる。梅雨が終わるのをただただ望む。

2009-06-08

BallPark

昨夜はヤクルト対日本ハム戦を見に神宮球場へ。三塁内野席だったので投手の球筋などは分からないのだが,守備位置や進塁等TVでは分からない部分を楽しめるのが球場観戦の利点。

私は球場観戦は年に数回行くかどうかなので,野球観戦というよりはBallParkに遊びに行くというスタンスをとる。つまみとウィスキーを持っていき勝敗を度外視して「投げた,打った,取った」を単純に楽しむ。

TVだと慣れてしまって気にならないのだが,球場に見に行くと日本の独特の応援はいらないなと感じる。あれを楽しむために見に行く人もいるから仕方がないことだとは思うけど。

2009-06-07

Reverend Horton Heat/400 Bucks


iPodを聴いていたら「MODSを今回入れた覚えないのにな」と間違えてしまったのがこの曲。声質も森山に似ている。

2009-06-04

Social Distortion/Ball And Chain


この曲のアコースティックバージョンを聴いていたら声やメロディーから花田(裕之)を思い出した。良い歌詞なので和訳して歌って欲しい。

Social Distortion(Mike Ness)のその他の曲もFolk-Rockという感じで花田に合いそうなのが沢山ある。私は花田ファンじゃないのでそう感じるだけで,ファンからすると全然違うのかもしれないが。

2009-06-01

感性

笑っていいともに斉藤和義が出ていたので見た。ポストにマヨネーズをその場で歌ったのだが,途中途中で客席から笑いが起こった。笑いを誘う歌詞ではないと思っている私は,この番組を見に来る客がずれているということを確信した。

逆に私の方がずれているということでも,あの客と感性が180度違うということで喜ばしい事だと思う。

2009-05-29

インフルエンザ騒動

インフルエンザ騒動が一段落したようだ。私はここ何年か意識してニュース番組を見ていない。又,新聞も流し読み程度。この様なスタンスなので,新聞やTVニュースで騒いでいることが現実になったら真っ先に被害に遭い後悔して泣き暮らすのだろうが,幸いなことに無事である。

今回のインフルエンザ騒動でも海外に行ったわけではないので特別なことは行わなかった。熱が出たらどうしようとは思ったが,とりあえず気で乗り切ろうなどと馬鹿なことを考えていた。

2009-05-26

換毛期に突入

柴の抜け毛が激しくなってきたので風呂に入れた。柴はアンダーコート(下毛)が多く,今の時期は何度ブラッシングをしても毛が抜ける。風呂に入れたところで全て抜けきるわけではないのだが,ブラッシングよりは効率がいい。

風呂に入れ身体を拭いた後,そこら中を歩き回るので家の中は毛だらけになる。私は慣れたこともあり抜け毛が気にならないのだが,潔癖性の人はどうなのだろう。そもそも潔癖性の人は犬や猫などの動物は飼わないのかもしれないが。

2009-05-21

手をつなげば/斉藤和義 


アルバム「青春ブルース」を初めて聴いた時,一番最初に好きになった曲。メローディーがとても好み。

アメリカ/斉藤和義


年々マキシシングルとラブソングが増えてきている気がする斉藤和義。それに伴い昔ほど熱心に聴かなくなってきたのだが,詩もメロディーも抜群なこの曲を聴くと「まだまだ聴くぞ」という気になる。

2009-05-19

健康の証

結局,犬の嘔吐は3日間断続して収まった。原因は不明なのだが,風邪か体調不良だったのだろう。少し前に狂犬病の注射で病院に行ったのだが,ボチボチ高齢食に替えていった方が良いといわれたばかりだったので「もしかしたらそろそろ寿命なのか」と心配もしていた。この間はいつもよりおとなしかったし。

治ったら又うるさく食べ物をねだりはじめた。鬱陶しく思いながらもこれが健康の証なのだろうと自分に言い訳をして,以前のように要求に応えてしまっている。

2009-05-14

髪の毛

髪の毛が薄くなってきたなと気が付いてから数年,今朝坊主ではなくて剃っている人を見かけて思った。この時期,カナブンが当たったり毛虫が落ちてきたら大変だろうなと。

髪の毛に限らず毛は身体を保護するために生えている。つまり髪の毛が薄くなるということは髪の毛がふさふさの頃より危険な状態にさらされているということだ。

人間が長生きできるように創作されているのだとしたら,社会に適応していない12歳ぐらいまではふさふさ。社会に適応でき体力気力共に充実している50歳ぐらいまではハゲ。体力気力共に落ちていくそれ以降は再びふさふさにという形式が理にかなっている気がする。

2009-05-11

不憫

犬が1日に3回も吐いた。草などを食べて吐くことは良くあるのだが,そうではないときに吐くのは珍しい。分析してみると肉やパンなどの人間の食べ物をあげた時に1時間以内に吐いていた。この結果を踏まえて昨日はドッグフード以外はあげなかった。

朝食時にパンの耳を少しあげたり,食べ終わったヨーグルトの容器を舐めさせたり,飲酒時に肉や魚をあげるのは生活の一部となっていて犬もその事を分かっているのでクレクレとせがむ。今日は上げたらダメなんだと思っていながら癖であげてしまいそうになる。

人間なら「お腹を壊しているから今日は我慢」と伝えられるのだが,犬には当然伝えられない。なんで今日はくれないんだろうと粘り強く待っている犬を見ていると不憫に思う。

2009-05-05

今年のロイヤルズ

久々にMLBのロイヤルズの試合をリアルタイムで見たのだが,Zackry Greinkeがすごい。開幕6連勝で完封2回,防御率は0.4。95~97マイルのストレートとカウントをとるカーブと空振りをとるスライダー。コントロールがいいので連打されない。

去年の終盤からロイヤルズは調子が上がってきた。今年も今のところ首位をキープしているので,チームとして形ができてきたのかもしれない。

クローザには安心感のあるJoakim Soria。他の先発陣Gil Meche,Kyle Davies,Brian Bannisterはそこそこ安定している。残りの一人として3Aで抜群の成績を上げているLuke Hochevarが期待通りの活躍をすれば優勝も夢ではないかもしれない。

でも,打線が弱いので打てなくなると大型連敗という去年序盤のような醜態の可能性も捨てきれない。

2009-05-04

健康診断

胃の痛みというか張りがようやく治った。空腹時に胃が収縮し腹が鳴る感覚は誰もが経験していると思うが,その時にいつものように収縮しようとするのだが空気が排出されない圧迫された感じが続いていた。

ネットでみぞおち辺りの圧迫感や痛みを検索すると怖そうな病名が羅列してある。常に痛いわけではないし,痛み止めの飲み過ぎとそれと同時にピーナッツを沢山食べていたという自分なりの原因があったので「そんな病気じゃない。そんな病気じゃない」と自己暗示をかけていた。

最後に健康診断を受けたのが10年以上も前なので,自分の身体がどのような状態なのか分からない。異変がなければ知らぬが仏で「病院いらずだぜ」と堂々としていられるのだが,異変が起こった途端に気弱になってしまう。やはり定期診断は受けといた方が良いのかもしれない。

2009-04-28

踏んだり蹴ったり

先週,歯の根っこの治療をして2,3日痛くなるかもしれないと言われた。その日は大丈夫だったのだが翌日から痛み出した。次の治療はずいぶん先なので,どうしようもなくなったらちょっと診て貰おうと思いながら痛み止めで耐えていた。

耐えること1週間,なんとか痛みは治まってきたが痛み止めを飲み過ぎたせいかどうかは分からないが,胃の調子が悪くなってきた。まさに踏んだり蹴ったりだ。

2009-04-27

BOY A


青年は保釈後ジャックという名前をつけ再出発した。運送会社に就職し友人や恋人もでき,人助けもした。しかしある日ジャックが少年の頃「悪魔の少年」と呼ばれた重大犯だということがマスコミにばれてしまい...

出所後のジャックの生活と犯罪者になるまでの少年時代のジャックの行動が交互に描かれて,見ているものはジャックがどのような重大犯罪を犯したのかが終盤まで分からない。つまり,ジャックは更正もしているし本来悪い奴ではないということが刷り込まれるのである。

これで見る側は出所後のジャックの友人とほぼ同一の視線になる。そして実は許し難い犯罪を犯した少年だったということに気が付く。このあと自分だったらどのような態度をとるのだろうか。

犯人を許すかどうか決めるのは第三者ではなく,被害者の親族なのでと割り切って今後も付き合えるのか。あの犯人は許せないと思っていたのでその場でスパッと縁を切れるのか。想像だと限界があるので答えは出ない。

2009-04-23

気になること

SMAPのメンバーが公然わいせつ罪で逮捕された。それ自体については別にどうでもいい。それより気になるのが,各TV局のこの報道に対する姿勢だ。ちょっとした一般の事件でも偉そうに犯人を糾弾する芸能人もどきのコメンテータ達は,もう自分のスタンスを決めたのかな。

2009-04-22

脳の不思議

昔のことを思い出そうとしても思い出せないことが多い。高校時代にクラブが終わって家に帰ってからどう過ごしていたんだろう。家族みんなで夕食を食べていたのだろうか。その当時の家の風呂はどういう風呂だったんだろう。休日は何をやっていたんだろう等。

断片の記憶はあるのだが,日常の記憶が抜け落ちている。高校時代がこうなのだからそれより幼い頃はもっと記憶がない。しかし,こうだったよと言われるとうっすらと蘇るので,脳のどこかには残っているのだと思う。

それを自ら取り出せないのは,わざわざ取り出す必要がないという自分で制御していない働きが作動しているからなのかもしれない。

2009-04-20

コピー

定額給付金の案内が来た。身分証明書などをコピーしなければならないのが面倒だ。コピーのためだけにコンビニなどに行き,コピーが使用中の場合を想像すると嫌になる。

今日は歯科に行く予定があったので,帰りにコピーしようと思いコンビニに行ったら嫌な予感が当たり使用中だった。すぐ終わるかなと少し見ていたのだが,コピーをしている若い女性がパチンコと携帯電話の飾り付けが好きそうな風貌だったので私の持っている偏見をフルに使い「これは長そうだ」という結論が出た。

それでも諦めの悪い私は店内をゆっくりと物色し,それほど欲しくもない物を少々購入しレジで支払いを行いながらコピー機の方向に目をやると,そいつがコピーをしながら携帯電話で話を始めていた。予想的中と思う満足感と,コピーができないという失望感で複雑な気分になった。

2009-04-15

逆効果

07:00頃犬の散歩準備をしながらTVを見ていたらCDの宣伝CMが2本流れた。名前も聞いたことがないアーティストなのだが,これは私が昨今の情報を知らないだけなので当たり前のことである。

問題はそうではなく,朝っぱらからこの様なCMを見て「いいね,聴いてみたい」と思う人がいるかということだ。私は朝っぱらからうるさいなと腹立たしささえ感じた。朝にこの手のCMは逆効果ではないだろうか。

2009-04-13

リンゴ酢

三ヶ月に1度の割合で置き薬の集金に来るのだが,年末に来なかった。どうしたんだろうと思ってネットでその会社の名前を調べてみると,倒産や吸収合併等の噂が書かれていた。

最後に来たときにリンゴ酢の原液を3本置いていった。これは1本2リットルぐらいで7000円程度するので最初から飲む気がなく,文字通りの置き薬。年末に返そうと思っていた。

倒産したのならこのリンゴ酢を飲んでしまおうかといういやらしい考えが脳裏に浮かんだが,好物というほどのものでもないし,移管された会社が訪れたら金を払わないとならないので手を付けずにいた。

この様なことをすっかり忘れていたらいつものように集金の電話がかかってきた。リンゴ酢を飲まないで良かったとホッとしたと同時に,年末に来なかったのはリンゴ酢を飲ませるための作戦だったのかなと勘ぐってしまった。

2009-04-11

追加

夕飯時,腹が減りすぎていたので妻が自分用に作っていたあさりを匂いにつられて食べてみたところ,自分が想像していた味と違い美味しかった。1個じゃ分からないと思い続けざまに食べ続けても美味しさに変わりはない。早速,食べられるリストに追加した。

2009-04-09

観客の心得

野球を見に行ってボールが眼に当たり怪我をした男性が訴えた。プロレスの場外乱闘に巻き込まれるのと同様で,そういうのが嫌な場合は,その様な事態に遭遇する確率の低い場所で見るのが観客としての心得だと思う。

例えばLiveの時,私はもみくちゃになるのが嫌なので,早く着いても後方の場所を確保してそこで見る。しかし避けられない事がある。それはアーティストと一緒に歌う人が近くにいるかどうか始まるまで分からないことだ。

スペースがあれば別の場所に行けば良いのだが,あるLiveで客の9割り以上が最初から最後まで歌っていて辟易したことがある。それ以来そのアーティストのLiveには行っていない。

2009-04-07

季節

秋から冬は朝散歩に行くために着替えていると,犬がそれを察知してすぐそばに来て一緒に1Fに降りる。ちょっと暖かくなると,まだまだダラッとしていたいのかどうかは分からないが,私が玄関で準備をしているとやっと上から降りてくる。

この光景を目にすると完全に春が来たんだなと感じる。そして玄関で呼ぶまで降りてこなくなると夏が来た証拠だ。

2009-04-04

花見の準備

ここ数年,メインの花見の前に犬を連れて近くの公園で花見をしている。9:00前から12:00ぐらいまで。午後から野球を見なければと思いながら飲んでしまい70%酔ってしまっている。いつも跳ねている時間なのに起きている犬と一緒に午後は寝てしまいそうだ。

2009-04-03

開幕戦

開幕戦で日本ハムが負けてしまった。結果ではなくアプローチとしてあそこであれはないだろうという場面が多少あったので,試合後も少し腹が立ってしまった。完璧に抑えられたなら仕方がないという思いでサバサバするんだけど。

日曜日はリアルタイムで見られないので,明日なんとか勝って欲しい。

2009-03-31

告白/湊 かなえ


双葉社

シングルマザーである中学教師の森口悠子。職員会議がある日は娘を保育所から早めに引き取り,保健室で待たせていた。しかし,ある日娘がプールに溺れて死亡してしまう事件が起こった。鑑識の結果,外傷等が無かったので不注意で落ちたのだろうという結論だった。

娘の死もあり年度末に学校を辞めることになった彼女は,クラスの全員に別れの挨拶をしていた。そして娘は事故死ではなくこのクラスの2人の男子生徒に殺されたと告白した。更にHIVであと数ヶ月の命である夫の血液を,その男性生徒の牛乳に混入したということも...

この教師や殺人を犯した生徒達,学級委員などの告白形式で進んでいく形式で,読むに従ってスピード感が増していき一気に読んだ。ただ,どの登場人物もフィクションから抜け出せなかった(漫画的で感情移入できない)のは残念な部分だったと思う。

2009-03-30

おかしな事例

泥酔の客に降ろせと言われ降ろしたが,その客がその後河原に転落し凍死した。遺族はタクシーの運転手を訴え松山地裁はタクシーの運転手に4100万円の支払いを命じた。

小説でもこの様な訴えと判決を想像しないだろうと思うような事例だ。タクシーに乗るときは酔っているときがほとんどの私は,今後乗車拒否されるかもしれないという不安で一杯になった。

2009-03-27

ルーツ


何日かかけてルーツを全て見た。奴隷として連れてこられて南北戦争を経て解放されるまでの親子三代を描いたドラマで,私が小学生の頃日本でも放映されて話題になった。当時私は見ていなくて,10年ぐらい前にビデオで数本見たのが初めてだった。そして今回DVDで全編を見た。

幼い頃から奴らは○○だ,自分たちは○○だと教育され育つとそれが愚かしいことでも,愚かしさに気が付かない人がいる。又は愚かしさに気が付いていても心を修正できない人がいる。

黒人の歴史というよりも,人種問題にかかわらず誰にでも当てはまるこの様な意識を痛烈に感じた作品だった。

2009-03-26

どうでもいい

WBCの優勝記者会見を見るために朝のワイドショーを見る。そうすると芸能人の離婚云々の話題も見る羽目になる。友人でもない全くのあかの他人の結婚,離婚なんてどうでもいいと思っているので,この様な情報を欲する人の気持ちが分からない。

2009-03-24

二連覇

WBC,延長戦の末日本が勝利し優勝した。オリンピックもそうだが日本チームを作ったとき,日本チームに絶対に勝って欲しいという強い気持ちは持っていない。面白い試合が見られればよいという気持ちだけ。しかしその思いとは別に,贔屓チームであるファイターズの選手には活躍して貰いたいという強い気持ちは持っている。

今日の試合は8回まで1点差で日本が勝っていた。それまで軽い気持ちで見ていて,杉内も続投しそうだったのであと1イニングだガンバレよと思っていた。しかし右打者が代打で出てきたら,投手交代でダルビッシュが出てきた。

ここから画面にかじりつき。ダルは今大会コントロールが今ひとつな事もあり,クローザの本職である藤川の方がいいのにと思っていたら点を取られて同点になり延長戦に突入。

延長戦で日本勝ち越しをしこれで次の回は藤川にしてくれと思っていたら,ダルの続投。先頭打者にフォアボールを出してどうなる事やらとハラハラして見ていたがなんとか抑えて日本の優勝。良い投手でも職種の異なるクローザーは簡単には勤まらない事が分かった。

2009-03-23

明日は決勝

WBCの準決勝である韓国VSベネズエラ戦と日本VSアメリカ戦を見た。この2戦を見ただけの感想だと,アメリカや中南米の選手は持って生まれた身体能力が高いので基本練習をあまり行っていない気がした。

アメリカ/中南米の選手はゴロをこぼしても肩が強いのでそれで構わない。アジアの選手はこぼすとセーフになってしまうのでこぼさない練習を沢山行う。と,この様な想像をした。

明日の決勝は今大会5度目の韓国戦。メジャーリーグの選手との試合をもっと見たかったんだけど,選手のやる気が十分な日本と韓国なのでこれで良しとしよう。

2009-03-19

敗者復活

WBC,キューバに勝ってなんとか次のラウンドに進出決定。でもその前に明日は又韓国と。負けてもいい試合なので,真剣には見ないだろう。

昨日のダルビッシュと今日の岩隈の投球を比べると,国際試合では制球力の差が大事だなと思った。国内だと立ち上がり制球が悪くても名前で抑えられる部分もあるが,国際試合ではそうはいかない。

こんな事は素人の私より本人の方が十分分かっていると思うので,今年のダルビッシュがどのように変化するのかが楽しみだ。

2009-03-18

敗戦

WBCの韓国戦に敗戦。立ち上がりが悪く徐々に良くなってくるダルの投球はシーズン中によく見る光景。エラーがなければ1,2失点だったかもしれないが,ストライクが入らずテンポが悪かった事がエラーを招いたのかもしれない。

打線は相変わらず低調。以前も書いたが使用球を国際級にしないと,その球より飛ぶボールで長打を打つスタイルに慣れた日本の長距離打者の未来は暗そうだ。

アメリカ又はベネゼエラとの試合を見たいから,次のキューバ戦になんとか勝って欲しい。

2009-03-16

スポーツ放送

5時に起きてWBCのキューバ戦を見た。さすが松坂という感じだった。通常はJ-SPORTSで見ているのだが,終盤「今日は勝ったな」と思ってからリビングを離れPCでTBSの中継を見た。

J-SPORTSと比べるとアナウンサーがうるさすぎる。この様な放送ではスポーツを純粋に楽しめない。悦に入っているアナウンサーが滑稽だ。誰か「スポーツ放送にその様な喧しさは求められていないんだよ」と忠告できないものか。

2009-03-13

新製品

ipod shuffleの新製品が出る。この製品のユーザである私は興味深く仕様を読んだところ,購入意欲はわかなかった。

良かったのは今より小さくなる所だけ。特にダメだと思ったのが本体で早送りなどができなくて,その様な機能はイヤホンで行う部分。ジョギングで使用する場合,特に夏は耳に汗がたまるので耳の穴に入れる形式だと滑り落ちたり違和感が生じる。

又,コードの長さや重量など自分にフィットするものを探すのはとても重要な要素である。それなのにイヤホンでしか操作できない機能を持たせたリモコンを付けるなんて馬鹿げている。

本体とリモコンどちらでも全ての操作が可能という仕様なら,自分の行動に合わせてイヤホンを使い分けでき,購入意欲も高まるのだが。

2009-03-12

ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-


エンジェルは警察学校を主席で卒業し,その後何度も表彰されているロンドンの優秀な警察官。優秀なあまり他の警察官がサボっているように見えてしまうという理由で田舎のサンドフォードの警察署に左遷されてしまう。

サンドフォードは「英国一安全で素敵な村」賞を連続受賞している事件が起こらない田舎町で警察官ものんびりしている。しかし優秀なエンジェルはこの町がどこか異様だと気がつき始め...

コメディーの中にシリアスさとホラー(グロ)が混じった面白い映画だった。面白くないだろうという前提で借りたのだが,いい意味で裏切られて得をした気分だ。

しかし,あらすじさえ読む気を起こさせない副題は何とかならないのか。こんな副題なら付けない方がマシだ。

2009-03-10

使用球

オリンピックや今回のWBCを見ていて思うのは,なぜ日本のボールを基準球に統一しないのかということだ。メーカが絡んだ政治的な思惑があるのからなのだと思うが,マスコミからこの様な言葉が出てこないのがおかしい。

野球通と称する文化人や芸能人,キャスターが玄人ぶって試合を語るが,そんなことではなくその前にTVでこの事を提案してみろと思う。WBCの選手や首脳陣の内幕を面白がって書いている週刊誌もこの事には一切触れない。

元巨人の上原は提案したのだが黙殺された。所詮マスメディアは広告主には勝てないということか。

2009-03-09

バットマン ビギンズ


バットマンシリーズ,ロッキーシリーズ,ランボーシリーズ,スターウォーズシリーズ,13日の金曜日シリーズ,北の国からシリーズ,金八先生シリーズ...この辺りの有名どころをほとんど見ていない。理由はストーリー若しくは俳優が好みじゃないから。

ふとしたきっかけでバットマンの最新作「ダークナイト」を見たいと思った。調べてみると,まずは「バットマン ビギンズ」を見た方がいいということが言われていたので期待せずに見てみた。

バットマンの姿は分かるがそれ以外の知識を持っていなかったのが良かったのか,バットマンの誕生が描かれているこの映画はとても面白かった。ただヒロインが可愛くないかったので,登場するたびに「どうしてこの女優なんだろう」という邪心がストーリー展開を邪魔してしまった事がちょっと残念だった。

2009-03-06

The Killigans/Radneys Ghost


久々にThe Killigansで検索したら動画が増えていた。アコーディオンが印象的な大好きなこの曲なんだけど,このLive動画ではドラムのシンバルの音が大きすぎて初めて聴く人はメロディーを聴き取れないかもしれない。

2009-03-04

屋外LAN

リビングではネットワークメディアプレイヤーでDVDを見たり音楽を聴いている。NASのHDDから無線LANだと動画を見るのは苦しい。プレイヤー内蔵のHDDに落とし込むためにはプレイヤーをPCとUSBで接続するためにいちいち移動しなくてはならない。

無線をやめて2Fから1Fをなんとか有線で結べないものか,但し家に穴を開ける技術を持っていないのでそれ以外の方法でと検索したところ,屋外で使用できるLANケーブルと窓を閉めても問題のないすき間ケーブルがあることを知った。

早速購入し接続したところ,当たり前のことだが問題なく使用できた。これでプレイヤーを持ち運ぶ手間が無くなり嬉しくなった。

2009-03-03

偶然なのか

Amazonマーケットプレイスでよく本を予約する。既に中古の売りが入っているとその最安値より安い価格で予約できない。1000円の本を出品者が1000円で売ると入力すると誰も予約入札できなくなるのである。

そういう場合は"s1.amazon.co.jp/exec/varzea/preorder/new/対象のISBN/"に対してアクセスすると入力可能になるので,自分の購入したい価格を入力し気長に待つことにしている。

ある時予約していた本に発送メールが届いた。しかし実在書店で売れたので返金するというメールが入った。どうしてもその本をその価格で読みたかったので再度予約した。

そうしたところ昨日発送メールが届いた。しかしまたもや同じ理由で返金。同じ本に対しておかしいなと思い前回のものを調べてみると同じ出品者(有名な大手の古本業者)だった。

偶然なのかそれともわざとなのか。こっちの住所などは出品者に渡っているので気持ち悪くてしょうがない。とりあえず,どのような商品でもこの業者から買わないことにした。

2009-02-27

クリア

根っこだけが残っているという親知らずを抜いた。抜歯時に痛かったという思い出が無かったので気楽だったのだが,いざ診療所の椅子に座ると「どういう抜き方をするのだろう」と少し不安になった。20年ぐらい前に親知らずを抜いたとき,金槌のようなもので叩かれた事を思い出したのである。

そんな不安をよそに実際はあっという間に終わってしまった。根っこだけだったから簡単だったのかどうかは分からないが,これで全ての親知らずが無くなったので爽快な気分だ。

2009-02-25

改良点

iPod ShuffleのShuffleがどうもおかしい。今使用しているのは2台目なのだが,使用当初からなんかおかしいなと思っていた。

100曲程度入れているのだが,その中で20曲程度入れている日本語の曲がここ1,2週間全く演奏されない。数日毎に充電ついでに数回聴いた曲を削除していっているので,そのせいで毎回リセットされているのかなと思っていた。

それで確かめてみようと聴きながらskipして日本語の曲が演奏されるか試したのだが,一向に出てこない。数百回skipしたわけではないので正確ではないが,この作業中に2度以上演奏された該当以外の曲は数曲あった。もしかして曲自体聴けないのかと思い,Shuffle OFFでskip作業をしたらきちんと演奏された。

CDと同様の演奏した/していない曲をある程度管理するアルゴリズムだと思っていたのだが,どうやら違うらしい。作成者の意図通りのアルゴリズムより,ユーザにも選択できるアルゴリズムに改良して欲しいものだ。

2009-02-23

11'09'01/セプテンバー11


11の国の監督が11分9秒1フレームの長さで2001年9月11日のテロ事件をどのように受け止めたかを描いたオムニバス。

ドキュメンタリ映画を見ている感じだった。11本の中には相性の悪い映画もあった。印象に残ったのをいくつか挙げてみると,まずは3本目のエジプトの監督が撮った作品。アメリカ兵士の幽霊がテロで一般市民を巻き込むのは良くないと兵士がいうのだが,監督は「テロをする側から見ると,国民が政治家を選べる制度の国は国民も同罪だ」と言う。この様に考えたことがなかったので「一理あるな」と感心した。

5本目のインドの監督の作品はユーモアがあった。子供達が村でビン・ラディンに似た男を見て,通報して懸賞金を貰おうとする話。貧困に負けない子供達の無邪気さがとても良かった。

6本目のイギリスの監督が撮ったイギリスに亡命したチリ人が今回のテロで家族を失った遺族に手紙を書く話。手紙の内容は,チリでは国民の手で社会主義政権になったのだが,対立している右翼にアメリカがCIA等を派遣し力を貸し,数多くの国民を弾圧殺害し社会主義政府を崩壊させた。その右翼がクーデターを開始したのが'73年の9月11日だった。

当時のことは覚えていないが,日本の新聞はアメリカが正しい=クーデターは正しいという方向の記事を書いていたのだろうと想像できる。今もそうだが,新聞やTV等の商業メディアのニュースはネットの書き込みと同様に,まずは疑うという部分から入らないといけないだろう。

2009-02-21

Across The Border/I can't love this country


ホームページがdeドメインなのでドイツのバンドだと思う。'91年に結成し今年4枚目のアルバムLoyaltyを発表。このアルバムをNapsterで手に入れたのだが過去3作と同様の路線を歩みながら無駄な部分がそぎ落とされ,最も良いアルバムではないかと思っている。

Vo.の声はいまいち好きになれないのだが,慣れてしまえば気にならない。このバンドはバイオリンとアコーディオンの絡み方が秀逸で,メロディーが好みではなくてもそれをチャラにしてしまう間奏が特徴だ。

最新アルバムの曲を探したのだが見当たらなかった。これは1stアルバムの曲で好きな曲の一つ。

2009-02-19

牛乳割り

200mlの牛乳を朝昼晩と飲んでいた時期もあったが,最近では冷蔵庫にすら入っていない。昨日突然飲みたくなり500mlの牛乳を買った。少し飲んだ後にこれでウイスキーを割ったら美味しいのかなと思い調べたところ,カウボーイというカクテルが存在することを知った。

夜,早速牛乳割りをためしたところ好みの味であっという間に残りの牛乳を飲み干してしまった。牛乳の味が強いのでウイスキーの割合は牛乳より少し少なめ。水割りの時より割合が多くなるので油断していると酔いが回るのが早い。

うちの犬は私が晩酌する時,つまみをもらえる事を学習しているので,ソファーに座っている横に無理矢理入ってくる。アルコール類は嫌いらしく,コップを近づけるとそっぽを向く。しかし,カウボーイの場合だと牛乳が入っているためそっぽを向かずに舐めだした。酔う姿を見たいのだが下痢が怖いのでたしなむ程度しか舐めさせられないのが残念だ。

2009-02-18

道は遠い

煙草の量を減らしてから二ヶ月近くになるが,10本前後/日の壁を破れない。進歩したのは煙草の本数が減ったことと,家の中では自分の机でしか吸わなくなったことだ。5本前後/日→自由自在/日→吸いたくなくなるという道はまだまだ険しい。

2009-02-17

意識の調整

中川大臣の国際会議での失態が話題になっている。私は失態の内容よりも,場によって自分自身への緊張感を調整できない人間が大臣だということに情けなさを感じた。今日は無礼講でというと本当に無礼になるタイプのような気がする。

2009-02-16

何度も見る映画

昨日アンタッチャブルを見た。アンタッチャブル,スカーフェース,グッドフェローズ,ミシシッピー・バーニングは年に1度は見たくなる作品だ。

ゴッドファーザーも仲間に入れたいのだが,1本見るとどうしてもPART3まで見てしまうので,見るときには気合いが必要になり気軽に見ることは出来ない。

2009-02-14

効率

今日のような暖かい日に運動をすると炭酸を飲みたくなる。冬は炭酸水を買わないので,ウイスキーをビールで割って飲む。これが美味しくてしかも効率よく酔える。私は酒を味わいながら飲むという域にはまだまだ達していないので,いかに効率よく無理せずに酔えるかに重点を置いてしまう。そうするとこの方法は現在最も良い方法だと思っている。

2009-02-12

The Dreadnoughts/Legends Never Die


久しぶりにCD BABYを訪れた。検索に好きなバンド名を入力し,似たバンドを抽出し試聴する。それで気に入ったのがこのアルバム。mp3で約$10なので即購入した(ちなみに日本でもCDが買えるようだが3000円近くする)。irish punk好きな人なら必ず気に入ると思う。

どれも良い曲なのだが特に気に入ったのが6曲目のMary the One Eyed Prostitute Who Fought the Colossal Squid and S。試聴だと少ししか聴けないのでいまいちかもしれないが,通して聴くとこの曲の良さがよく分かる。リピートで5回ぐらい連続で聴いてしまった。

2009-02-10

子供だましの演出

朝,TVをつけたら若い母親が殺されたのかな?途中からだったのでよく分からないのだが,その母親が自分の子供をあやしているビデオが流れ,そこに母親が書いた日記のような文章をナレータが読んでいた。

女性ナレータの抑揚のある声を聞いていると気持ちが悪くなってきた。近年,事件の紹介にこの様な演出をすることがお決まりのパターンになってきている。これを見てはまる人もいるだろう。

しかしわたしは逆にそのあざとさが鼻につき,感情移入がまったくできなくなる。それだけならいいが時には「ケッ」と思い「反」の感情すら芽生えそうになり「これではいけない」と我に返ることもある。

速報が売り物のTVニュースでは,事件は事実のみ正確に報道すればよいと思う。短時間でお手軽に作った子供だましの演出はいらない。詳細を知りたい場合は,もっと時間をかけて作った関連書籍や映画で情報を得るので。

2009-02-08

私たちは春の中で/中島みゆき


sionの「ガード下」っぽいイントロで始まるこの曲。今日初めて聴いてしびれてしまった。とにかくかっこいい。

2009-02-05

ねえ、マリモ


「いぬのえいが」に入っている1編。DVDを持っているのだが,思ったより面白くないなと思いながら見ていた。そしてこの「ねえ、マリモ」が流れ泣けた。

人間の目線で犬を飼いだしたところから始まる。見ていくうちに「悲しくて見ていられないからもういいよ」という思いが強くなり,「終わってくれた」と安堵するとすぐさま犬の目線で同じ話を繰り返される。予想していなかった事もあり,これは涙が枯れるまで許さないという新しい拷問だろうと思った。映画館で見ないで良かった。

2009-02-04

傲慢

我が家はブラウン管TVで,一時画面の青色が強くなり「壊れたかな」と思ったのだがそれから持ち直した。しかし最近またその症状が出始めた。

まだ買い換えるつもりはないのだが,調べてみると最近のTVはブラウン管の大型は姿を消し,薄型の液晶が主流にになっている。世間の人々はそんなに薄型を求めているのだろうか,ブラウン管タイプにノーと叫んでいるのだろうか。

我が家はTV台もブラウン管用になっているので薄型は必要ない。液晶タイプで見たいとも思わない。こうなったらブラウン管は諦めるので,安価な厚型液晶でも出して欲しいところだ。

地デジもそうだが,消費者に選択肢を残さない方法は傲慢だ。

2009-02-02

久々のLive

Flogging Mollyが4月に来日する。一般発売が1/31開始というのを思い出し,たぶん買えるだろうと思いながら「ぴあ」で調べたところやはり大丈夫だったので購入。4.16のLIQUIDROOMでStreet DogsとCIVETがオープニングアクト。

この両バンドを知らないので調べたところ,両方ともPUNKバンドでCIVETは女性バンド。予習をしておくか迷うところ。

考えてみれば最後に行ったLiveが前回のFlogging Molly。私の場合Liveは行かなくなると,とことん行かなくなる。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア


VHSの時に見て,とても気に入った映画。DVDになりレンタルしようとしたがレンタルリストに入れていても何年も借りられない。いつか借りられるだろうと忘れかけていた時,邦画のCMを見た。

似たようなタイトルでシチュエーションも似てるな,もしかしてパクリかと思い調べたところ,パクリではなくこの映画を元にしたみたいだ。何で今頃と思っていたらこの映画のデジタル・リマスタ版が発売されレンタル枚数が一気に増え借りることが出来た。

当然の事ながら日本版の予告編が入っていてskip出来ないので見たところ,この映画のファンは絶対に見ないだろうなと思うような配役・脚本で,逆にその潔さにエールを送りたくなった。リメイクだと文句を言いたくなるが全く別の映画になっているのでスルーできるからだ。

この映画の話に戻すと,当時流行っていたタランティーノ系の映画を真似て冗長な部分を剥ぎ取りコンパクトに仕上げたという感じだ。笑える部分もあるスピーディーなドイツっぽい映画だと思う。

2009-01-30

郵便時刻

郵便局が民営化されてから配達時刻が遅くなった。それまでは午前中だったのが夕方になったのだが,民営化で地区毎の時間が変わったんだろうなと思っていた。しかし,週のうち何度かは18:00過ぎでも配達されず,翌日朝刊と一緒に受け取ることも多くなった。

レンタルDVDでは追跡調査が出来るためにどうなっているのか見てみると,だいたい午前07:00過ぎには管轄地区に届いており「お届け先にお届け済み」になっている。我が家には届いていないのにこの表現はおかしい。

郵便物は夕方までに届くと思っている長年の習慣を,0:00までには届くと考え直せば良い事なのだが,子どもの頃からの習慣なのでついつい「又夕方以降か」と舌打ちをしてしまう。

2009-01-29

コールドギア


ここ何年か買おうかどうか迷っていたアンダーアーマーのコールドギア(モックタートルネック)を購入した。慣れるまでは身体の締め付けが気になるが肌触りはいい。そして効果は想像していたより良かった。

着ると暖かくなるわけではない。寒くないのである。そして身体から出た熱を逃がさないため,ちょっと身体を動かすと暖かくなる。

欠点はフィットしているので身体の線が完全に出ること。写真のような体型ならいいが,私の体型ではへそ周りの肉がボヨっとなってしまい,暑くなってもこれ一枚の姿になれないのである。

2009-01-28

西の魔女が死んだ


絶賛されているので見たのだが,主人公一家はお年寄りが一人で住んでるのに,2年間も会いに行かないなんて冷たいなという印象しか残らなかった。それは私が生まれたときには祖父祖母共に他界していたので接したことがなく,そのために冷静に見てしまったからなのかもしれない。

あと,おばあさんの人生哲学はその通りと思うのだが,私にとっては特に目新しい哲学では無かったという事も今ひとつだった理由かもしれない。

2009-01-27

酒気帯び運転

6月1日から酒気帯び運転でも免許取り消しになるこれは良いことだと思う。こう思うのは私がクルマを持っていないからかもしれない。二日酔いでも酒気帯びの可能性があるとすれば,昔の私はアウトだったかもしれない。

それは朝に運転中,二日酔いで運転中に気持ち悪くなり路肩に止めるのが精一杯で,外に出ることも出来ずに吐いてしまったことが2度あるからだ。二日酔いを覚まそうとがぶ飲みしたジュースしか胃に入っていなかった事が不幸中の幸いだった。

2009-01-26

なごり雪/小林万里子

youtubeで偶然に小林万里子というブルース歌手を知った。過激な歌詞をブルースに乗せたり,替え歌を歌う。調べたところ'78年にフォーライフからデビューし,2ndシングルが放送禁止になったり1stアルバムが発売即廃盤というまるで頭脳警察の様な経歴を持っている。

歌詞が面白くて他にも聴きたいなと思い検索したところ「なごり雪」の替え歌の動画を見つけ,これがとても面白かった。これを聴いてイルカがスピリチュアル何とかの江原と連んでいたことを知った。「同情しかけた,その矢先に」「以前よりずっと,嫌いになった」という部分の詞の変え方が上手い。

2009-01-23

オンリーチャイルド/ジャック・ケッチャム


母親に虐待されて育ったアーサーは,子ども時代に数々の事件を起こしたが狡猾に立ち回り捕まったことが無く,今では人気レストランの経営者として町の名士になっていた。

彼の内面を知らずに結婚したリディア。彼に変態行為を要求され困惑するが,息子ロバートが生まれてからは要求が少なくなった。その一方で幼いロバートの様子がおかしくなってきていることに気が付いた...

虐待がモンスターを作り出すというよくある内容なのだが,それに裁判部分を加えたことでこの小説がより面白くなったと思う。

前半はエロ小説の様な描写も多く「失敗したかな」と思ったが,後半の裁判シーンからは目が離せない状態になった。本宮ひろ志の漫画なら裁判で悪事が暴かれカタルシスを得られるのだが,この作者の場合はそうじゃない。そこがもどかしいのだが,現実はこっちだよなと納得する部分でもある。

隣の家の少女/ジャック・ケッチャム


扶桑社ミステリー
隣のルース家に少女がやってきた。メグとスーザンで姉のメグは僕と同じくらいの年齢だ。二人の両親は交通事故で亡くなったので引き取られたようだ。ルース家には母親と3人の息子がいて僕は母親とも息子達とも仲がいい。

ある日メグが家の中でルースに叩かれていた。お仕置きにしては激しすぎたが僕が口を出すことではない。そのうち僕が遊びにいっているときでもルースはメグに折檻するようになり、て息子達もそれに加わった。

止めなければと思っていた僕はその光景になれるに従いそんな気持ちはどこかへ行ってしまった。そして近所の子ども達も加わるようになり...

先日見た「アメリカン・クライム」という映画の情報を検索していたら「インディアナ少女虐待事件」を元にした小説がこれだと言うことを知り早速読んでみた。最初に映画を見ていたので(※映画は小説を元にしたわけでは無さそうなので細かい部分では異なっていたが大筋が同じ)免疫が出来たのか,ショッキングとは思わなかったが後味は悪かった。

傍観者に近い加害者である主人公の行動は,一般的な人々の行動を想像して書いているのだろう。事件を新聞やTV等で知ったときは「何やってんだよ。自分だったらすぐに通報するのに」と思うだろう。しかし実際当事者になり,主犯者達との過去から蓄積されている人間関係や思い出があるとそう簡単にはいかないのが現実なのだと思う。もちろん,そんなことより現実だとスパッと割り切れる心の強い人間もいるだろうけど。

2009-01-22

網戸

2階の窓の網戸(高さ90cm)が破れ放題で気になっていたが,あまり使わない部屋なので放っておいた。他の部屋の網戸も破けているものがあり,どこに修理に出せばいいのだろう,でも修理に出すのも面倒だなと思っていた。

自分で修理出来ないかなと調べたところ修理方法を書いたサイトが沢山見つかり,材料を適当に頼んだ。一番の問題は網を止めるゴムの幅。我が家の網戸の型は相当古いものらしく,現在売っているゴムの形状と異なるもので止めているので幅が分からない。こんなものかと思い4.5mm幅を購入した。

本日材料が届き網を張り替えたところ,1枚につき約1時間かかり,2枚張り直したところで疲れたのでやめてしまった。作業前は窓の2倍の高さがある扉の網戸も張り直そうと張り切ったのだが,今は夏までに張り替えればいいやと消極的な気持ちが強くなった。

時間がかかった原因はゴムを網戸にはめ込む部分。4.5mmだと太かったのかもしれない。でも,細いゴムにして簡単にはまったら簡単に取れるということなので,これでよかったのかもしれない。

2009-01-21

The Syrian Bride


イスラエル占領下のゴラン高原に住むモナがシリアのTVスターと結婚することになったが,お互い面識はない。モナは結婚後シリアに住むことになるが,一度シリアに入国すると二度とゴラン高原に戻ることは出来ない。モナと会えるのが最後になるということから,ロシア人女性と結婚し半ば勘当になっている長男やイタリアで商売をしている次男等も駆けつけた。

村人などを集め花嫁だけのパーティーを行った後,モナと親族は国境へと向かった。シリア側の国境では旦那側の親族が待っていた。いざ入国というときにその日から新しくなった入国スタンプの形式によりトラブルが発生し...

2004年の映画。一見,悲しそうなストーリーに感じるがそんなことはなく,コメディーっぽい部分もありあっという間に時間が過ぎた感じだった。普段は威厳を保っている男性達より,いざとなったら普段は一歩引いている女性達の方が肝が据わっているという図式が印象に残った。

この映画を作ったのがシリア人ではなくイスラエル人という事が興味深い。国単位で考えると単純に「あの国の人間は云々」と一括りにしてしまいがちだが,個人単位で考えると当たり前だがリベラルな人も多いということを改めて肝に銘じた。

2009-01-20

ヒール

土曜の夕方に相撲と笑点が好きな義母が来ていたので,少しだけ相撲を見た。相撲を生で見るのは小学生以来。そして朝青龍の取り組みを見てエンターテイナーだなと感心した。

朝青龍はいつも揉め事を起こしているという印象がある。興味がないので揉め事の内容までは知らないが,ヒールの役割を分かっていて演じてるんだろうなと思っている。この事を前提に見たからなのかもしれないが,面構えや目つき,態度が他の力士と違い一見の私でも十分に楽しむことが出来た。

朝青龍にはこのままヒール道を極めて欲しい。そのためには憎たらしいほど強くなければならない。それを極めたとき相撲人気は復活するだろう。

2009-01-17

アメリカン・クライム


1965年インディアナ州。サーカスの巡業で働く両親は巡業のため,数ヶ月の間シルヴィアとジェニーという中学生の二人の娘を教会で会っただけのガートルード夫人に週給20ドルで預けることにした。ガートルード夫人には夫がいなかったが6人の子どもがいることから信頼してのことだった。

ある日週給の送金が遅れた。するとガートルード夫人はシルヴィアとジェニーに体罰をした。しばらくしてガートルード家の長女がシルヴィアに悪口を言いふらされていると夫人に嘘を付いた。すると夫人はお仕置きといってシルヴィアに煙草の火を押しつけた。体罰は夫人の言葉を信じる子ども達や子どもの友人も参加し,徐々に激しさを増していった...

裁判シーンから始まり,あらすじを忘れていたことからどんな事件なんだろうと集中していく。そして開始20分過ぎ辺りから目が離せなくなり最後まで画面に釘付け。そしてしばらく余韻が残った。これは虐待というより母親をリーダとしたリンチだ。

インディアナ少女虐待事件を元にした映画だそうで,検索すると映画以上の虐待(リンチ)をされていた。しかし映画も負けていない。誰かこの行為が異常事態に気が付くだろうと思いながら見ていたのだが誰も気が付かない。これは時代や地域の特性なのかなと思い込むしかないだろう。

2009-01-16

空へ/カルメン・マキ&OZ


PANTAを聴き始めた後ぐらいに,カルメンマキ&OZの2枚組Liveアルバムをどこからか手に入れた。間奏のギターソロが長いのは好みじゃなかったけど,圧倒的なVo.やメロディーが好きでよく聴いていた。しかし,高校を卒業してからまったく聴かなかったのでこの映像で曲を聴いたときは当時の自分の周りの映像が一瞬にして蘇った。

この曲以外にも「26の時」や代表曲である「私は風」が好きだった。

屋根の上の猫~人間もどき/PANTA


頭脳警察の存在を知りファンになり,少ししてから当時発売された「マラッカ」がある雑誌で絶賛されソロPANTAも聴きだした。その当時好きだった曲がこの2曲。特に「人間もどき」は大好きだった。

LPには歌詞カードが入っていないので何を言っているか分からない箇所もあった。歌詞カードを入れろよと思ったが,無かったことが逆に今も忘れられない思い出として残っている。尚,このLiveでは2番の歌詞が大幅に変わっている。

2009-01-15

誘惑

煙草の本数を意識的に減らし,30本/日から10本/日になった。それで分かったのが喫煙の欲求は飲酒の有無とは関係なく,一人か否かで異なるということ。吸いたいなと思った時に誰かと話をするなどして会話に加わっていれば,忘れようと意識しなくてもその欲求をすぐに忘れる。しかし一人だと忘れるのが容易ではない。逆にここで一服と誘惑に負けてしまう。

すぐにピタッと煙草を止められるほど意志が強くないので当面の目標は5本/日まで減らすこと。5本の内訳は各食後と起床後,就寝前。今の状態だとかなりキツイ。

2009-01-13

タイツ(ももひき)

ここ数年は履かなかったのだが,去年末から再度タイツ(ももひき)を履き始めた。再度履こうと思ったのはユニクロでヒートテック素材のものを見つけ買ってみたのがきっかけだった。履いてみると数年前にユニクロで買ったものと異なり,ゆったりしていて蒸れにくい。寝るとき以外はほぼ履いている。

30代の頃までは誰に見せるわけでもないのに,ももひきなんて格好悪くて履くものかと思っていた。しかし今では見栄えなんてどうでもいい,暖かいことが一番だという考えに変化した。それでも,タイツを履いた時の姿はアスリートではなくラッシャー木村をイメージしてしまい,それを打ち消すためにすぐにズボンを履いてしまう。

2009-01-12

動物

庭で飼われた柴犬を噛み殺した土佐犬が警察官に撃ち殺されたという事件があった。実際に大きな犬に会うと写真や映像で見ていた大きさ以上に感じる。

うちの犬は散歩中にハイになったことはないが,家にいて義母が尋ねてきたりするとハイになる。階段を猛スピードで1段抜かしで何度も上り下りし,捕まえようと思ってもターンも速くてなかなか捕まえられない。

この事から大型の獰猛な犬がハイになって向かってきたら人間じゃ太刀打ちできない気がする。私も含め犬の飼い主は散歩など外に連れて行くときは,素人が躾もどきをした動物であるということを常に肝に銘じておかないと行けないと思う。

2009-01-09

リターン・トゥ・パラダイス


マレーシアの旅行でエンジョイした3人の学生達。一人は現地に残ることになった。それから2年後,アメリカで働いている2人の男性に弁護士が会いに来た。彼らが帰った翌日,現地に残った青年宅から麻薬が見つかり逮捕され,大麻の量の多さから売人と決めつけられ2週間後に死刑になるという話だった。

現地の警察に彼ら二人も一緒に大麻を楽しんでいたと自白すれば,死刑にならずに一人当たり3年の懲役ですむという。アメリカで新たな生活を送っている二人は自白するかどうか苦悩する...

懲役を受ければ友人は死刑にならずにすむ。しかし知らない国だし,今の生活もある。自分の国では死刑になるような罪ではない。弁護士から知らされるまではその友人の存在すら忘れていた。もう一人の友人は自白するのか。

この様な条件の中どのような決断をするのだろうかという興味が持続する,とても面白い映画だった。ただ,カタルシスは得られない。あの新聞記者を制裁して欲しかった。

2009-01-08

理由

正月は集中力が無いので,あまり映画を見なかった。何を見たかというと,2000年からのガキの使いの罰ゲームシリーズだ。毎日一つ若しくは途中まで見て,今はまだ2006年の途中。

日ごとに,どんどん笑う回数が少なくなってきた。ファンとしては毎日見ているせいだと思いたいのだが,去年の大晦日のものも笑えるところと笑えないところの差が激しかった。

2009-01-05

ミスト


嵐で窓などが破壊された翌日,デヴィッドは息子と近所の大型スーパーに買い出しに出かけた。しばらくするとスーパーの外は霧で一杯になり,その霧の中から怪我をした男が「外に出るな」と叫びながらスーパーに入ってきた。何が起こったか分からないデヴィッドを含む客達だったが...

霧の中には巨大化された凶暴な虫?がいるのだが,それは映画の主題ではない。職業や人種,宗教観が異なる人々が敵わぬ敵と相対したときにどのような軋轢が生まれるかという事を主として描いた映画だと思う。

最初は誰にも相手にされない神を信じる狂信者が次第に神の代弁者として支持を集め,神の名を借り横暴な振る舞いになっていく。この変化の過程がよくできていた。

ラストは登場人物の気持ちになりきれなかったので「なぜ,あっさりと」と思ったが,それもありかなと思い直した。

2009-01-02

大晦日

大晦日、徒歩で行ける妻の実家にいった。義姉一家も来ていて結構な人数なのだが,酒を飲めるのが私だけなのでウィスキー持参した。私だけが飲んでいるので水や氷をもらうのを悪く感じ,ストレートで飲んだ。これがいけなかったのか,実家から帰る直前から翌朝までの記憶が吹っ飛んだ。

翌日,妻におそるおそる聞いてみるとちゃんと犬を連れて帰り犬の足も洗ったそうだ。しかし足を拭く段階で力尽き玄関で眠ってしまったらしい。最終的には寝室で寝たのだが新年は玄関だったようだ。

今年の誓いは,ウィスキーはストレートで飲まないということにしよう。