クリア
根っこだけが残っているという親知らずを抜いた。抜歯時に痛かったという思い出が無かったので気楽だったのだが,いざ診療所の椅子に座ると「どういう抜き方をするのだろう」と少し不安になった。20年ぐらい前に親知らずを抜いたとき,金槌のようなもので叩かれた事を思い出したのである。
そんな不安をよそに実際はあっという間に終わってしまった。根っこだけだったから簡単だったのかどうかは分からないが,これで全ての親知らずが無くなったので爽快な気分だ。
iPod ShuffleのShuffleがどうもおかしい。今使用しているのは2台目なのだが,使用当初からなんかおかしいなと思っていた。
100曲程度入れているのだが,その中で20曲程度入れている日本語の曲がここ1,2週間全く演奏されない。数日毎に充電ついでに数回聴いた曲を削除していっているので,そのせいで毎回リセットされているのかなと思っていた。
それで確かめてみようと聴きながらskipして日本語の曲が演奏されるか試したのだが,一向に出てこない。数百回skipしたわけではないので正確ではないが,この作業中に2度以上演奏された該当以外の曲は数曲あった。もしかして曲自体聴けないのかと思い,Shuffle OFFでskip作業をしたらきちんと演奏された。
CDと同様の演奏した/していない曲をある程度管理するアルゴリズムだと思っていたのだが,どうやら違うらしい。作成者の意図通りのアルゴリズムより,ユーザにも選択できるアルゴリズムに改良して欲しいものだ。
投稿者 px 時刻: 17:28
11の国の監督が11分9秒1フレームの長さで2001年9月11日のテロ事件をどのように受け止めたかを描いたオムニバス。
ドキュメンタリ映画を見ている感じだった。11本の中には相性の悪い映画もあった。印象に残ったのをいくつか挙げてみると,まずは3本目のエジプトの監督が撮った作品。アメリカ兵士の幽霊がテロで一般市民を巻き込むのは良くないと兵士がいうのだが,監督は「テロをする側から見ると,国民が政治家を選べる制度の国は国民も同罪だ」と言う。この様に考えたことがなかったので「一理あるな」と感心した。
5本目のインドの監督の作品はユーモアがあった。子供達が村でビン・ラディンに似た男を見て,通報して懸賞金を貰おうとする話。貧困に負けない子供達の無邪気さがとても良かった。
6本目のイギリスの監督が撮ったイギリスに亡命したチリ人が今回のテロで家族を失った遺族に手紙を書く話。手紙の内容は,チリでは国民の手で社会主義政権になったのだが,対立している右翼にアメリカがCIA等を派遣し力を貸し,数多くの国民を弾圧殺害し社会主義政府を崩壊させた。その右翼がクーデターを開始したのが'73年の9月11日だった。
当時のことは覚えていないが,日本の新聞はアメリカが正しい=クーデターは正しいという方向の記事を書いていたのだろうと想像できる。今もそうだが,新聞やTV等の商業メディアのニュースはネットの書き込みと同様に,まずは疑うという部分から入らないといけないだろう。
投稿者 px 時刻: 15:40
ホームページがdeドメインなのでドイツのバンドだと思う。'91年に結成し今年4枚目のアルバムLoyaltyを発表。このアルバムをNapsterで手に入れたのだが過去3作と同様の路線を歩みながら無駄な部分がそぎ落とされ,最も良いアルバムではないかと思っている。
Vo.の声はいまいち好きになれないのだが,慣れてしまえば気にならない。このバンドはバイオリンとアコーディオンの絡み方が秀逸で,メロディーが好みではなくてもそれをチャラにしてしまう間奏が特徴だ。
最新アルバムの曲を探したのだが見当たらなかった。これは1stアルバムの曲で好きな曲の一つ。
投稿者 px 時刻: 16:41
200mlの牛乳を朝昼晩と飲んでいた時期もあったが,最近では冷蔵庫にすら入っていない。昨日突然飲みたくなり500mlの牛乳を買った。少し飲んだ後にこれでウイスキーを割ったら美味しいのかなと思い調べたところ,カウボーイというカクテルが存在することを知った。
夜,早速牛乳割りをためしたところ好みの味であっという間に残りの牛乳を飲み干してしまった。牛乳の味が強いのでウイスキーの割合は牛乳より少し少なめ。水割りの時より割合が多くなるので油断していると酔いが回るのが早い。
うちの犬は私が晩酌する時,つまみをもらえる事を学習しているので,ソファーに座っている横に無理矢理入ってくる。アルコール類は嫌いらしく,コップを近づけるとそっぽを向く。しかし,カウボーイの場合だと牛乳が入っているためそっぽを向かずに舐めだした。酔う姿を見たいのだが下痢が怖いのでたしなむ程度しか舐めさせられないのが残念だ。
投稿者 px 時刻: 10:06
久しぶりにCD BABYを訪れた。検索に好きなバンド名を入力し,似たバンドを抽出し試聴する。それで気に入ったのがこのアルバム。mp3で約$10なので即購入した(ちなみに日本でもCDが買えるようだが3000円近くする)。irish punk好きな人なら必ず気に入ると思う。
どれも良い曲なのだが特に気に入ったのが6曲目のMary the One Eyed Prostitute Who Fought the Colossal Squid and S。試聴だと少ししか聴けないのでいまいちかもしれないが,通して聴くとこの曲の良さがよく分かる。リピートで5回ぐらい連続で聴いてしまった。
投稿者 px 時刻: 10:00
朝,TVをつけたら若い母親が殺されたのかな?途中からだったのでよく分からないのだが,その母親が自分の子供をあやしているビデオが流れ,そこに母親が書いた日記のような文章をナレータが読んでいた。
女性ナレータの抑揚のある声を聞いていると気持ちが悪くなってきた。近年,事件の紹介にこの様な演出をすることがお決まりのパターンになってきている。これを見てはまる人もいるだろう。
しかしわたしは逆にそのあざとさが鼻につき,感情移入がまったくできなくなる。それだけならいいが時には「ケッ」と思い「反」の感情すら芽生えそうになり「これではいけない」と我に返ることもある。
速報が売り物のTVニュースでは,事件は事実のみ正確に報道すればよいと思う。短時間でお手軽に作った子供だましの演出はいらない。詳細を知りたい場合は,もっと時間をかけて作った関連書籍や映画で情報を得るので。
投稿者 px 時刻: 09:10
我が家はブラウン管TVで,一時画面の青色が強くなり「壊れたかな」と思ったのだがそれから持ち直した。しかし最近またその症状が出始めた。
まだ買い換えるつもりはないのだが,調べてみると最近のTVはブラウン管の大型は姿を消し,薄型の液晶が主流にになっている。世間の人々はそんなに薄型を求めているのだろうか,ブラウン管タイプにノーと叫んでいるのだろうか。
我が家はTV台もブラウン管用になっているので薄型は必要ない。液晶タイプで見たいとも思わない。こうなったらブラウン管は諦めるので,安価な厚型液晶でも出して欲しいところだ。
地デジもそうだが,消費者に選択肢を残さない方法は傲慢だ。
投稿者 px 時刻: 14:31
VHSの時に見て,とても気に入った映画。DVDになりレンタルしようとしたがレンタルリストに入れていても何年も借りられない。いつか借りられるだろうと忘れかけていた時,邦画のCMを見た。
似たようなタイトルでシチュエーションも似てるな,もしかしてパクリかと思い調べたところ,パクリではなくこの映画を元にしたみたいだ。何で今頃と思っていたらこの映画のデジタル・リマスタ版が発売されレンタル枚数が一気に増え借りることが出来た。
当然の事ながら日本版の予告編が入っていてskip出来ないので見たところ,この映画のファンは絶対に見ないだろうなと思うような配役・脚本で,逆にその潔さにエールを送りたくなった。リメイクだと文句を言いたくなるが全く別の映画になっているのでスルーできるからだ。
この映画の話に戻すと,当時流行っていたタランティーノ系の映画を真似て冗長な部分を剥ぎ取りコンパクトに仕上げたという感じだ。笑える部分もあるスピーディーなドイツっぽい映画だと思う。
投稿者 px 時刻: 08:41