2008-05-29

野球観戦

高校時代の友人と日本ハムVSヤクルト戦を見に神宮球場へ行った。貰ったというチケットはとても良い席で,3塁側の一番前。神宮は客席とグラウンドが近いので,野原で行っている少年野球を見ているような感覚だった。

日本ハムの先発はダルビッシュ。3塁側で投球練習を始めるとダルビッシュユニフォームを着た子供達が写真や動画を録るためにワサワサと寄ってくる。何度も来るので鬱陶しいなと思っていたら,さすがに係員に注意されていた。

球場で見るときは野球を真剣に見るというよりは,酒を飲みながらピクニック気分という思いが強いので,昨日もウィスキーを入れた水筒を持っていきチビリチビリ飲みながら観戦した。日本ハムも勝ち,程よく酔い,暑くもなく寒くもない気候で最高の野球観戦だった。

2008-05-27

比較する不思議

私はあまりよく知らないのだが,女性アナウンサーが自殺をして騒ぎになっている。こういうことが起こると「自分に比べれば」と語る人が出てくる。

幸せや不幸せの定義は個人毎に異なるのに,その人のpublicな情報しか知らないのに自分と比べることができる思考が不思議である。

2008-05-26

カイツブリの話

公園の池にロープが張られていて,その中央にカイツブリが巣を作り抱卵していた。しかし今年の春は雨が多く,大雨のたびに巣が流されてしまう。また流されたかかわいそうにと思いながら公園を散歩するのだが,数日後にはまた巣を作っていてそれを見ると自分で飼っているわけでもないのに嬉しくなる。

週末の雨で今回も流されたような感じなのだが,いつもに比べて少しは原型がある。今度こそ雛が生まれるまで流され無ければ良いのだけれど。

2008-05-23

南極物語


日本で作った同名映画のリメイク版。日本版を見たことがないので純粋に犬の映画として楽しむことができた。シベリアンハスキーなど柴犬に似ている姿の犬が主役だったことも楽しめた理由の一つかもしれない。

但し犬に興味が無くストーリーを楽しもうと思うのなら推薦はできない。犬以外は何も心に残らないストーリだから。

2008-05-22

ダニ

犬の目頭の横が焦げ茶色になっていた。1mm程度だったので,かさぶたかなと思って気にしなかった。しかし妻が気にして「ダニ」だと主張したので私が犬の口を押さえ妻がそれを捕ってみたところ,ダニだった。テーブルの上に置いたら逆さになって足をバタバタさせていた。

ダニは2,3日同じ場所に生息していたので,ダニもダニだが気がつかない犬も犬だなと呆れるやら感心するやら。フロントライン(ノミ,ダニ駆除剤)を投薬しなければならない季節が今年もやってきた。

2008-05-20

Modena City Ramblers/Bella Ciao

最近よく聴いているイタリアのバンドModena City Ramblers。アイリッシュ音楽好きが集まって結成したそうで,私はデビューから2001年ぐらいまでのアルバムが好み。それ以降は通常のポップス色も強くなって個性が無くなった感じがする。聞きこんでいるわけではないので,もしかしたら後日「やっぱりいいね」ところっと態度を変えるかもしれない。

この曲はイタリアで有名な民謡だそうで,第二次世界大戦のパルチザンソングとして様々な替え歌があるそうだ。映像を見るとこのバージョンもそんな感じがする。

2008-05-19

宣言の必要性

サザンオールスターズが休止すると朝のTVで報道された。プロスポーツの世界のように引退や休養の明確な基準がないのだから,サザンオールスターズに限らずいちいち宣言しなくてもいいのにと思ってしまう。

解散宣言も最近では何年かしたら短い期間かもしれないけど,再結成するパターンが多くウンザリする。「あのときの解散宣言は若気の至りでした」と謝れば,仕方ないなと思うけれど。

2008-05-18

ブラッド・ダイヤモンド


内戦が続くアフリカ、シエラレオで反政府軍はダイヤモンドを採掘し,武器と交換する。採掘のためのに民間人を強制労働させ幼い子は兵士として親をも憎むように洗脳教育する。

映画を見ながら「先進諸国がダイヤモンドを欲しがるのが根本的な原因。無くても困る物ではないし」と話していたら,ディカプリオも似たようなことを言っていた。平気で虐殺を繰り返させる反乱軍の幹部も,結局は安全な場所にいるダイヤモンド業界の人間達の掌の上で踊らされている。

この映画を見て感銘を受けるのが,私のようにダイヤモンドに縁がない人々が多いのではないかと想像できることが悲しい。

2008-05-16

地震報道を見ない理由

中国の地震被害がとても大きなものとなっている。私は極力このニュースを見ないようにしている理由は二つある。一つは不安になるから。地震を避けることはできないし,耐震強化した家に改築することもできない。

もう一つはこの様な災害や事件が起こるとTVで必ず作る「東京でもし...」というコーナーがあるから。対処のしようがないことに「もし」といわれたら逆に腹が立ってくる。

2008-05-15

スポーツ観戦

延長になって2点取られた。評判の貧打線でチームの4番打者は既に交替している。どう考えても勝ち目はないな,もう見るのをやめようかなと思いながら見ていた。そうしたら1試合でもなかなか3点を取れないのに,1イニングに3点を取ってサヨナラ勝ちをした。

こういうことがあるからスポーツ観戦は面白い。スポーツ観戦はあるスポーツを好きになり,その中のチーム又は選手を好きになるまではなかなか取っつきにくい。しかし,一度好きになったらなかなか離れられない魅力がある。

2008-05-13

記憶

灯油を無理矢理使い切って,さて物置にしまおうかなと思っていた矢先に寒い日が続いている。明日も寒そうだから,もう一度灯油を入れようか迷うところ。

暑い日,寒い日が続くと去年の同時期の事なんて覚えていないくせに「今年の気象はおかしいね」という会話をしてしまう。自殺者や凶悪事件が立てつづけに起こると「怖い世の中になったね。昔はこうではなかったのに」と会話をする。昔も同じようなことがあったのに,忙しくてニュースを知る機会がなかっただけなのか,報道量が少なかっただけかもしれないのに。

ふと考えもせずに出てくる社交辞令的な言葉をそのまま受け流さずに,自分の記憶をたどる事が最近の癖になっている。

2008-05-12

Siobhan/The Kilfinane Parish

SiobhanのWelfare StateというCDをCD Babyで一昨年に購入しとても気に入った。他のCDも手に入れたいのだがなかなか手に入らない。最後の手段で落ちている物を探そうとしても見つからない。それでたまたまこの曲だけが手に入り,聴きもせずに他の曲と一緒にiPodに入れた。

数日後iPodからこの曲が流れてきた。「気に入った,誰の曲だ」と調べてみたらSiobhanで,やっぱり好みは分かるものだなと自分自身に感心。

あるいは裏切りという名の犬


かつては親友だった次期長官候補の二人の警視。一人は正義感が強く一人は出世欲が強い。ある事件をきっかけに片方が片方を陥れることになり...

ストーリー,出演者,映像どれを取ってもこれぞハードボイルドという映画。一歩間違えれば退屈になりそうなストーリーなのだが,そこを間違えなかったのでとても緊張感のある110分に仕上がっている。ハリウッド映画とはひと味違う優れものの作品。

2008-05-08

優れたソフト

いいなと思う海外のアーティストは日本では知名度がマイナーな事が多く,曲を聴きたいと思うときはNapsterで探し次にまだchargeが残っている複数の有料MP3購入サイト内で探す。

それでも見つからないときはGoogleで検索し,最後にyoutubeで検索する。このやり方であるアーティストの曲がyoutubeだけで見つかった。静止画でその画像にURLも明記していたので当人達がアップロードしたのかもしれない。

なんとかMP3に変換して聴きたいと思って調べてみると,似たように思っている人は沢山いるらしく専用のソフトがすぐに見つかった。数曲まとめてできないので手間がかかるが,それを差し引いても優れたソフトだと思った。

2008-05-07

ぼくの神さま


ユダヤ人の少年ロメックはユダヤ人狩りから逃れ,小さな村で匿われる。匿われた家族には同い年くらいのヴラデックと彼の弟トロが住んでいた。そんな村にもナチスが侵略し始め,ある日村人が殺されるのをトロが目撃してしまう。それ以来幼いトロは自分が神になろうとするのだが...

2度目の鑑賞。全く無駄のない映画で一時も目を離せない。精神的な残虐度100%でもし自分だったらと考えることはおこがましく思える。こういう映画こそ地上波で放送するべきだと声を大にしていいたい。

パンズ・ラビリンス


内戦中のスペインで少女オフェリアは母に連れられ,森の中で指揮を執っている大尉の元で暮らすことになる。非情な内戦,冷酷な大尉とオフェリアの周りは暗黒で一杯だ。そんなオフェリアは好きなおどぎ話の世界に没頭していった。そしてある日妖精が現れオフェリアが地下の国の女王であることを伝えた...

ファンタジーなのかなと思っていたら序盤に大尉がレジスタンスを殴り殺すシーンが出てきて「あれっ」と思った。まあ,でもファンタジーも盛りだくさんだなと思いながら見続け,終了したときに「もしかして」と思い直し,もう一度ストーリーを頭の中で整理してとても悲しい話だったことに気がついた。

いつかもう一度見ると思う。その時は終了後に気がついた視点で最初から見てみようと思う。

トイレット博士

休み中は薄い水割りを飲みながら映画や野球を見る日が多かった。長時間飲むと就寝後に3,4回トイレに行きたくなり目が覚めるのが思ったより苦痛だ。トイレとトイレの間は熟睡しているので,ついさっき行ったと思ったのになと精神的にも参ってくる。

トイレといえば私が子供の頃はトイレット博士という漫画が人気だった。今は読み返そうとも思わないくらいくだらない内容なのだが,当時は嬉々として読み友人と話題にしていた。なぜあれが面白かったのか答えが見つからない。

2008-05-01

厨房で逢いましょう


南ドイツの小さなレストランの天才シェフ,グレゴア。彼は食べることと料理を作ることにしか興味が無くとても太っている。そんな彼だが休憩中に毎日訪れるカフェのウエイトレス,エデンに密かに恋をしている。しかしエデンは旦那も小さな娘もいる。

ある日グレゴアはエデンと話をする機会ができ,エデンは彼の料理を食べることになった。そしてその日以降彼の料理の虜になったエデンは,毎週火曜日に娘と彼の厨房に訪れ彼の料理を食べにくるようになった。

グレゴアはエデンが来てくれることがとても楽しみだったが,それとは裏腹に彼の料理を食べることで生活が変わった彼女は旦那とより親密になった。そして事件が...

切ないラブストーリー。グレゴアの好意をやんわりと否定しながらも,相変わらず食事をしにくるエデンは冷静に考えると嫌な女性だ。しかしそれ以上に旦那が嫌な奴なので,彼女への嫌悪感は薄れた。そしてラストでその嫌悪感は全くなくなった。