2008-06-30

落書き

女子大生によるイタリアの大聖堂の壁への落書きが話題になったが,その後この場所から多数の落書きが見つかったそうだ。

落書きの目的が分からない。二度とその場所に訪れないのなら落書きをする意味がないと思うので,再度訪れてそれを確認するために行うと仮定する。他人に「これは○○年前に自分が書いたんだ」とアピールしなければ落書きの意味がなさそうなので,それを行うつもりだったと断定する。

しかし大部分の人は落書きを肯定しないと思うので,そのアピールは自分の頭の悪さを更にアピールすることになるのだよと心配になるが,さすがにアピールのために同行する人は似たような人物を選びそうなので,「凄いね」と賞賛してくれるのだろう。

2008-06-27

笑えないお笑いTV

野球の試合が4日間も無いので適当にTVを見た。お笑い番組が多かったので見たのだが,どれも20分ぐらいで見るが耐えられなくなった。全く面白くないのに放送では客やゲストの大笑いを際だたせ,全員が関根勤化していて不快感で一杯になる。

「知らなすぎた男」や「いとこのビニー」「奇人たちの晩餐会」の様な笑いが好きなので,今流行りの笑いが早く廃れないかなと思う。

2008-06-25

負け続き

カイツブリの雛がかえった。おそらく2羽だと思うのだが,巣の近くで潜水遊びをしていた。池の中央付近に巣があるので肉眼ではよく見えないのでオペラグラスを持っていくことがある。そういうときに限って親の姿しか見えない。

雛がいるんじゃないかと思ってからのオペラグラス持参時は0勝3敗で,いまだに肉眼でしか見たことがない。

2008-06-24

通信費

iPhoneの発売予定が話題になっている。機能を見てみたが今の私には全く魅力がない商品だ。しかし,名古屋や福井へしょっちゅう出張していた10年以上前だったら飛びついていただろう。通信機器+移動中の暇つぶしにもってこいだ。

携帯電話を持っていないので通信費の形態がよく分からないのだが,iPhoneの機能を存分に使用する場合はどうなるのだろう。通信費がかかる機能とかからない機能がいまいち区別できない。どうせ使うのならそんなことを気にせずに使えるのが一番だと思うのだが。

2008-06-23

スカパーの弱点

交流戦の最終戦で勝てば優勝だったが,惜しくも破れた。土日の東京地方は雨。スカパーは雨と雲に弱く今週は途中まで映ったり映らなかったりで散々だった。

パリーグの主催試合だとネット中継しているので代替できるが今回はセリーグの試合。見ることの出来る機器が揃っているのに見られないというのはとても苦痛だ。スカパーのこの弱点は今後もどうにもならないのだろうか。

2008-06-19

背広の下のロックンロール

中島みゆきのLive盤に入っている背広の下のロックンロールがiPodから流れてきた。歌い方やメロディー,アレンジは好きなのだが歌詞が好きになれない。ブルーハーツがサラリーマンを主人公にして作った歌詞みたいで。

ある年齢の時に好きだった歌詞が年をとると苦手になることがある。又,その逆もある。PANTAの「クリスタルナハト」は良いアルバムだと思っていたが絶賛とまでは思わなかった。REDの方が好きだった。

しかし最近は「クリスタルナハト」の良さが何となく分かってきた。当時,アルバムやLive録音したTapeを飽きるほど聴いていたのでアルバムそのものを聴く気にならず,アルバムそのものは10年以上聴き直していないにもかかわらずだ。

2008-06-18

11曲の謎

Roostersの82年のLive盤が発売された。Tapeで既に持っているかもしれないと思いながら内容によっては買ってもいいかなと思っていたら,収録曲数が11曲。当時の曲の長さだったら無理すれば全曲1枚に入るかもしれないと期待していた私が愚かだった。

11曲しか収録しない理由が分からない。しかも噂によるとオーディエンス録音。中古で出回っても買う気が起こらない。たぶん持っているTapeだと思うし。

2008-06-16

トップ・ランナー


自転車競技でそこそこ有名だったオブリーは現在は自転車宅配便で働いている。ある日ライバルが「アワーレコード」に挑戦することを知り,そのライバルより先に「アワーレコード」を塗り替えようと決意をし,トレーニングと廃材を使った自転車作成に取りかかる。

その努力が実り見事に「アワーレコード」を記録した。しかし彼に活躍に不満の自転車協議会の幹部達は,彼の自転車や独特の乗車スタイルを規則で禁止にしていき彼を追い込んでいく...

DVDジャケットや邦題からは想像もつかない優れた作品で,実話を元にしているらしい。憎たらしい登場人物が改心せずに最後まで憎たらしかったのだが,これも本当のことなのだろうか。

この映画では肉体的努力のシーンもあるのだが,どちらかといえば精神をいかに強く保つのか,プレッシャーをはねのけるのかという部分が印象に残った。そのためには理解してくれる周りの人間も必要であるということも。

マンダレイ


ドッグヴィルの続編で,奴隷制度廃止から70年経っているにも関わらずマンダレイという名の大農園は老女「ママ」が支配し奴隷制度が存在していた。そこではそこに寄ったグレースは「ママ」が亡くなった事もありギャングである父の手下を何人か借り,そこに住み奴隷制度を廃止させ黒人達に新しい生活を説く。しかし元々の支配生活には理由があったがそれを知らないで推し進めるグレースは...

ドッグヴィルが好きなのでこの映画も期待していてそれを裏切らない出来だった。「自分の幸せ=他人の幸せ」という公式に基づいて他者にもそれを押しつける傲慢さの滑稽な姿を見事に描ききっている。

外から見て不満足そうに見えても,本人が満足していたら気にすることはないし,そういう幸せもあるのだと学習することだ。国に歴史があるように個人にも生活の歴史がある。それを考えずに他者の幸,不幸を自分の基準で判断するのは乱暴な事だと思う。

2008-06-13

Modena City Ramblers/Il ritorno di Paddy Garcia

前にも書いたけどイタリアのバンドModena City Ramblersを相変わらず聞き続けている。メロディが良いのはもちろんなのだが,色々な楽器が奏でるアレンジも良い。そのアレンジが素晴らしいLa Locomotivaというカバーらしき曲がとても気に入っているのだが,youtubeに上がっていなくて残念だ。

2008-06-12

喫煙者でも賛成

煙草を1000円にするという事が話題になっている。私は喫煙者なのだが,これは試験的にでも是非実施して欲しいと思った。

煙草は惰性の部分が強いので,私は努力せずにやめられるのならやめたいと思っているので,この値上げは禁煙するには良いチャンスだ。意志の弱さから値上げの前に買いだめはすると思うけど。

2008-06-11

浅はかな分析

毎日のように秋葉原の事件が特集されている。私はこの事件に限らず,マスコミが一斉に特集する事件は事実だけを新聞で得て,TVは敢えて見ないようにしている。犯人の趣味や職業,生い立ちや供述などからああでもない,こうでもないと野次馬的に分析する。このいつもの繰り返しにウンザリしているからだ。

同じ人生を歩んでいないのに,他人を分析する場合は何を元に比較するのだろう。自分の人生か。自分が今まで接してきたことのある他人の人生か。この様に突き詰めていくと,この浅はかさに気がつきとてもじゃないが分析しようとする気が起こらない。顔が真っ赤になってしまう。

2008-06-10

進歩する歯医者

月に二度の歯医者通いが続いている。久々に麻酔を打ったがこれがほとんど痛くない。子供の頃は歯の治療より麻酔の痛さの方が怖かったのだが,今では治療の痛さが嫌なので麻酔を打って欲しいと思うぐらいだ。

今の歯医者は視覚的にも穏やかな感じを前面に出していて,コップを含め何から何まで冷たい銀色で統一していた昔とは異なる。あの頃も今のようだったら,痛くて泣きそうになるくらいまで歯医者通いを我慢する事はないだろう。

2008-06-09

姑息な思い

秋葉原で通り魔殺人が起こった。この様な事件が怒ると犯人は「誰でもよかった」とよく口にするが,ある程度場所や人を選んでいて,弱者や比較的強面が少ない場所を選んでいる事が大部分だ。

自らの破滅を望んでいるのにも関わらず,できれば抵抗されないで捕まりたいなという姑息な思いが伝わり腹立たしさが数倍になる。

2008-06-08

ポーリーヌ


66歳のポーリーヌは知的障害を持つ老女。彼女の面倒は長女のマルタが見ていたが,突然マルタが亡くなってしまう。マルタは遺言でポーリーヌの面倒を見た者に財産を譲るとしていた。

残された身内は近くに住む三女のポーレットと郊外に住んでいる四女のセシール。ポーリーヌがポーレットを大好きなこともあり,渋々彼女が引き取ることになるがやがて手に余ることになり...

知的障害者の映画は数多くあるが,知的障害者を含め残された者が全て老人という設定は初めてで新鮮だった。ポーレットはポーリーヌを厄介者扱いするのだが,ポーリーヌが他人に意地悪をされると怒るという感情表現にリアリティを感じ,この感情表現ががラストシーンの伏線となる。

この映画での知的障害者の障害度は老人痴呆症に似ていて,亡くなった母親を少し思い出した。母が亡くなる前にこの映画を見ていれば,もう少し頻繁に会いに行ったかもしれない。

2008-06-05

初めて見た幼虫

小学生の頃は蝶や蝉、バッタなどを捕まえて昆虫採取をよくやっていた。この頃も毛虫だけは嫌いだったが,その他の虫は特に苦手ではなかった。しかし年をとるに連れてミリ単位の体長の虫が苦手になってきた。

犬の散歩時に橋の柱に小さな虫が沢山いることに気がついた。近づいて見てみると体長1,2mmmで全体が灰色。所々に模様がありよく見るとダンゴムシのようにも見えるとにかく得体の知れない気持ちの悪い虫だった。

1,2匹だったらそれほどでもないのだが,数十匹集まると気持ち悪い。それでも少し観察していると,近くにテントウムシも数匹いた。家に帰り我が家の虫博士である妻に聞いてみるとたぶんテントウムシの幼虫ではないかと言われた。

テントウムシと分かれば気持ち悪くないので,数日後に見てみたら半分ぐらいがテントウムシっぽく成長していた。生まれて初めてテントウムシの幼虫を見た。

どんな幼虫かというとこんな感じ

2008-06-03

危険な法改正

新しい道交法で自転車の扱いが変わった。(老人を除く成人は)自転車の車道通行,ヘッドホーン,傘,携帯電話をしながらの走行禁止など。

昔,ロードレーサーに乗っていたのだが,日本の道路で自転車が車道を走るのは危険だと思う。歩道が一段高い車道の場合左端を走行していると,排水溝や細かな段差があったり砂利が集積していたりして走行中その部分に車輪を取られる可能性がある。この案を作った人はきっと自転車を乗ることが少ない人だろう。

プログラムソフトもそうだけど,自分があまり必要としないものや,それに関する知識の薄いものを作るとそういうものかと言われるままに作ってしまうので良いものはできない。

2008-06-02

腹の肉

若い時と年をとってからの腹への脂肪の付き方が異なるような気がしている。若いときは腹の上に脂肪が付き,年をとってからだと内蔵の中から腹が押し出されている感じがする。

腹の上だと「最近怠けていたからな,ちょっと運動して(脂肪を)落とそう」と決意したら,代謝も良かったこともあり2~3Kgは1週間もあれば落とせた。しかし現在では「これは内部からだな。諦めも肝心だな」と悟りの境地になる。

そう思いながらも運動はしているけれど,腹回りは以前ほど気にしなくなった。

フェイク


以前はビデオで見てもう一度見たいなと思っていたのだが,なかなかDVDにならなかった。何年か前にやっとDVD化されて遂に再見することができた。

ジョニー・デップよりアル・パチーノの印象が残る作品だ。潜入捜査官であるジョニー・デップの奥さんや家族にも焦点が当てられるのだが,その部分はあまり印象に残らない。ジョニー・デップが演じる潜入捜査官の感情と同様にアル・パチーノ演じるうだつの上がらないマフィアに感情が全て持っていかれてしまったのである。