2008-12-27

The Ramones/My Back Pages

昨日映画を見ていたら,終盤で女性が歌うMy Back Pagesが流れた。私がこの曲を知ったのはDylanではなくRamonesのカバー集だった。Ramonesはそのカバー集しか聴いたことが無く,映像も見たことがなかったのだが,この映像を見たら想像以上にかっこよかった。

2008-12-26

Eden Lake


結婚を控えたカップルが,工事のため立ち入り禁止になる森の中の湖にキャンプに出かけた。美しい場所で遊びに来ているのは他には地元の中学生5,6人の集団のみ。その中学生達がイタズラを仕掛けてきて,どのイタズラは徐々にエスカレートし...

とにかく後味の悪い映画。そのうちファニーゲームを見て,どちらが後味が悪いか確かめてみたい。

少年達はカップルに対してはモンスターになり,仲間内では蝿の王。しかも最悪なことは親が息子の嘘を見抜けず,その嘘を信じてしまうこと。これじゃあどうしようもない。日本でも年に数回は起こる少年犯罪もこんな感じなのかもしれないと想像できる一作。

2008-12-25

Last.fm集計

PCとiPodで聴いた曲をLast.fmに反映している。100%反映しているとまでは言い切れないが,1年の集計結果を見てみた。

BEST アーティスト
1.Against Me! 2.Flogging Molly 3.Greenland Whalefishers 4.Modena City Ramblers 5.The Killigans

Against Me!は今年の初めの頃にガンガン聴いていたので,後半あまり聴いていなくてもそのまま独走という感じだった。Modena City Ramblersは今年の中頃まで存在自体知らなかったのに,一気に4位に。

ベストトラック

3.Flogging Molly/Requiem For a Dying Song
Lightning Stormが大好きなのでこっちかなと思っていたが,これは意外だった。


2.Against Me!/Reinventing Axl Rose
この曲は何度も聴いた。メロディーがとにかくいい。


1.The Killigans/Through the Flames
メロディーやアレンジが全て好みのバンド。特に親しみやすいメロディーがいい。生で見たいけど,たぶん日本には来ないだろう。

2008-12-24

アメリカを売った男


FBI訓練捜査官オニールは捜査官になる近道として,ベテラン特別捜査官のハンセンの部下になり,新しい部署である情報管理部に勤務するように命ぜられる。その内容は,ハンセンが性的倒錯者であることから苦情が出ていて,逐次彼の挙動を報告すると言うことだった。

しかしハンセンからはその様な性癖が見受けられず,親しくなるに連れてその仕事ぶりに感心するようになったオニール。思い切ってその事を伝えると,ハンセンが長年にわたりKGBに情報を売っていて,そのための捜査だということを打ち明けられ...

政治的で小難しい話かなと思ったがそんなことはなく,捜査がばれるのかな?どうなのかなと思いながら気軽に見ることのできる佳作サスペンスだった。実話を元にしているので仕方がないのだが,欲を言えばもう少しひねってくれればもっと面白くなったと思う。

2008-12-22

笑えない

M1グランプリをほぼ毎年見ているが,今年はとてもつまらなかった。決勝に残った3組のパターンが私の嫌いなスタイルだったからかもしれない。いい間違えは面白いと思わないし,優勝コンビのボケのパターンは喧しくて鬱陶しいだけ。もう一組はキャラクタを押し出してるだけで,ネタの内容は笑えない。

笑いのツボは個人毎に違うと思うのだが,それでも今までは決勝に出てきた3組のネタには笑えていた記憶がある。しかし今年は笑えなかった。

2008-12-21

The Children of Huang Shi


第二次世界大戦中,イギリス人記者ジョージは南京に潜入した。日本軍による虐殺場面を撮った事がバレて処刑されることに。しかし寸前でゲリラのリーダ,チェンに助けられた。

チェンは中国語を覚えるまでという約束でジョージを黄石の孤児院に連れて行く。その孤児院には日本軍により親族を惨く殺された子供達が集まっていて,希望も食料もなかった。ジョージはここに留まりたくはなかったのだが,少年達を見て彼らに生きる希望を与えようと決心をした。

ジョージの献身ぶりに少年達も心を開き始め,自給自足で生活できるようにまで成長した。しかし,国民党から施設の退去を命ぜられ...

この映画は実話を元にジョージ(及びアメリカ人看護婦)の人間愛を描いた映画である。最後にこの孤児院にいた数名の中国人が彼について語るのだが,その言葉を聞いてるだけで泣けてくる。

それなのに日本で未公開(DVDも未発売)の理由がさっぱり分からない。これは日本軍を主に描いた映画ではない。この映画での日本軍は戦争映画によくある敵の国程度の描かれ方である。言葉狩りと同様に表面しか見ていないのかもしれない。

2008-12-19

ジャンキー

一昨日から風邪をひいている。熱が高いときで38度5分まで上がるのだが,薬を飲むと36度5分まで下がる。薬が切れてくると寒気がしてきてガタガタと歯が鳴る。ジャンキーってこんな感じなのかなと想像した。

2008-12-18

subtitle

subtitle職人が逮捕されたそうである。日本で未公開の映画に日本語subtitleを付け,P2Pにあげていたそうだ。どうしてそこまで親切にするんだろう,字幕だけUpしておけばいいのにと私は思った。

映画のsubtitleがUploadされているサイトは数多くある。これはその中の一つの国別Upload数。アメリカは分かるのだが,チェコやフィンランド,ポルトガルなどの国も多いのが分かる。

日本はどうかというとUpload数は少ないがDownload数は多い。これは映画を見たい人は多いが外国語に弱い人が多いという事なのかもしれない。

2008-12-17

The Strangers


友人の結婚式に出席したカップルが男性の父親の別荘に泊まり,そこで何者かに襲われた

リブ・タイラー主演のホラーサスペンス(幽霊の類は出てこない)。日本ではこの様な(理由も無しで)住居を襲撃する事件はまだ少ないが,アメリカでは多いらしいということで実話を元にしている。土地勘がなく,近隣に建物がないという別荘という場面設定が襲撃をよりリアルにさせる。近所に助けを呼べないし,どこに逃げたらいいのか分からないからだ。

隣の家と近すぎて,夜になると結構音が響くなと少々不満に思っている方が実は良いことだったと思えるような映画だった。

2008-12-16

歯科選び

月に2度程度の歯科に通っている。前歯の治療中にレントゲンにより神経の隣に細長い神経のような物が見つかった。おそらく金属だろうということで,それを取る治療を行っているのだが,細くてしかも深く入ってしまっているので取るのが難しい。

顕微鏡を見ながらの治療で今日で3度目。ようやく金属の頭が見えてきたらしく,次回に除去できるかもしれない。時間がかかる緻密な治療なわりには1000円程度の治療費なので,なんだか悪い気がしてくる。

金属が入ったのはいつなのだろうかと記憶をたどってみると,25,6年前事を思い出した。当時前歯が欠けてしまい治療をした。その後特に痛みは出なかったのだが,それ以降治療した歯の上部の歯茎がたまにほんの少しだけ腫れることがあった。

あれから色々な歯科に通ったが指摘されたことがなかった。知っていてスルーされたのか,分からなかったのか。どちらにしても今までは歯科選びを間違っていたのかもしれない。

2008-12-10

ザ・マジックアワー


出演者やストーリを全く知らずに見たのだが,とても面白かった。その理由は大好きな映画の一つがビル・マーレイ主演の「知らなすぎた男」だったからである。観た人は意味が分かると思う。

欲を言えばシリアスな部分をもっと短くしてコメディで突っ走って欲しかった。シリアスな部分はその手の映画やドラマのパロディとして小馬鹿にしているんだろうけれどちょっとだれてしまった。

2008-12-09

転向

仕事をしている部屋の暖房器具はエアコンとストーブ。灯油の価格がなかなか下がらないため,主としてエアコンを使用している。

今朝は寒かったためエアコンの効き目が弱く,特に下半身が寒かった。これではダメだと思い近所のユニクロに行った。どうせ家の中でしか履かないのだからとジャージっぽい内側がフリースのようなパンツを買った。

これが予想以上に暖かい。こういうのを履くのはああいう奴らだよなと,今まで避けていた事が悔やまれる。外で履かなければいいだけなんだし。2,3年前までは当たり前のように外でもジャージだった私が言うのもあれだけど。

2008-12-08

クリムゾン・タイド


ロシアの内乱によりアメリカと日本が核攻撃の標的にされ,アメリカ軍の米軍原子力潜水艦「アラバマ」に出撃命令が下された。ロシア潜水艦を捉え攻撃準備が整ったところでペンタゴンからのミサイル発射確認命令を待つ乗組員達。しかしロシア側の攻撃により通信は途中で途切れた。

攻撃を指示する艦長と,規定に則り命令を確認するまで待つことを主張する副艦長。二人の意見が一致しないと攻撃が出来ない規則になっている事から,艦内は対立し内紛が始まる...

'95年の映画なのだが今まで見たことがなかった。結果はこうなるだろうなと予測は出来たのだが,それでも結果が出るまではハラハラした。どちらが正しいのかは現場にいないと分からないが,経験から予測すると現場経験が長い叩き上げの艦長を支持してしまうだろうなと思った。

この映画は戦争を題材にしているが,人間の心を描いている映画なので戦争物が苦手な人も苦にならずに見ることができると思う。

いつも思うのだがジーン・ハックマンの笑顔はデ・ニーロの狂気が隠れているような笑顔は違うのだが,不気味である。

2008-12-07

Modena City Ramblers/ Il ritorno di Paddy Garcia


メロディーが好きなのはもちろんだけど,アコーディオンと(たぶん)バンジョーが印象的。詩の内容が分からなくても飽きがこない。

2008-12-06

Dropkick Murphys/Johnny I Hardly Knew Ya


この曲が好きなのでネットで調べたところ,この曲の歌詞はアイルランド版とアメリカ版とでは異なるらしい。アイルランド版では歌詞の内容通り戦争から帰ってきたジョニーの手足が失われていたという反戦歌でアメリカ版は英雄ジョニーが戦争から帰ってきた,万歳と凱旋歌となっているらしい。Dropkick Murphysはもちろん前者の歌詞で歌っている。

2008-12-03

地デジとエコ

なぜ地デジ(地上デジタル放送)へ移行しなければならないのか調べたら,電波の有効利用という事が分かった。絶対に移行しなければならないことなのか,代替案が他にないのかという部分に関しては専門家じゃないので見当もつかないことから,どこか騙されているような気がしてしょうがない。

一方ではエコエコうるさいのに,もう一方では結果として廃棄処分にしなければならない事を国をあげて行うのは矛盾している。エコを掲げている文化人や芸能人はこの事態に声を上げないのだろうか。割り箸業界やビニール袋製造業界とは関わりが無さそうなので,My箸やエコバック等のくだらないアピールはするけど。

我が家では地上波を全く見ないわけではなく,あれとあれは見てるだろうと考えると週に7時間程度は見ている。又,地震があるとNHKで速報を見る。この事から地上波を全く見ないという潔い決断が出来ないのがもどかしい。

そういえば先日妻に「アラフォーって何」と聞いたら「前も教えたでしょう」と軽く怒られた。TVドラマのタイトルだったらしい。「ローリング30」なら高校生の頃から知っているのにと小さな声でつぶやいた。

2008-12-01

17歳の頃

スポーツニュースで流れていたらチャンネルを替えてしまうほどゴルフに興味はないのだが,石川遼の17歳で賞金1億円越えという偉業には素直に敬意を表したい。自分が17歳の頃を考えると特にそう思う。

17歳の頃といえば親の金で高校へ通い飯を食い,バイトで稼いだ金は全て自分の懐に収める。付き合う相手もほとんど同年代で視野も狭く,その狭さを分からずに偉そうなことをぬかしていた。過去を振り返ると愚かだった言動ばかり思い出してくる。