2010-11-26

優先順位

14,5年使ってたPCの17インチCRTモニタ(iiyama製)が遂に壊れた。使用中急に映らなくなりCRTのプロパティボタンを押しても無反応。CRT,ビデオカード,ケーブル...どの部分が故障したのか最初は分からなかったが,使用していない液晶モニタを繋げたら問題なかったのでCRTの故障という判断をした。

我が家はTVもいまだにブラウン管である。スピードが変わるのならともかく,見た目が違うだけなら現在不満に思っているわけではないので,主流に乗っかり故障前に買い換えるという物欲は湧いてこない。

そっちを購入するならDVDをHDDに保存し手軽に見ることのできるネットワークメディアプレイヤーを購入する方がマシだと思ってしまうので,既に3台も購入してしまった。

家電製品に限らず全ての物において,スピードや機能,利便性を優先し見た目を最後に判断してしまうのは昔から変わらない。

2010-11-21

Lie to me 嘘の瞬間


現在継続してDVDをレンタルし見ている海外ドラマはクローザー,ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル,デクスター,アグリー・ベティ。夕食時に見ているのですぐにレンタルできる最終シーズンを見終わってしまう。それで次は何を借りようかと悩み,決断したのがこれ。

予想以上に面白い。人の表情を読み心理状態を分析する事を研究している研究所が警察などに協力し問題を解決していくストーリー。この研究所の所長が癖のある役者のティム・ロス。コンマ何秒単位で表情の写真をスライドさせ「怒り,悲しみ」等即座に回答していくという訓練方法も紹介し,フィクションなのだがそういう部分でリアリティーを感じさせる。

表情で心理を分析するというのは刑事ドラマの尋問のようでまどろっこしいのではないだろうかと思っていたのだが,ドラマはスピーディーに作られていてまるで筒井康隆の七瀬の様に人の心を読んでいるのではないかと錯覚する。

意識しても隠せない表情を見逃さないという事なので,今後どのような展開が待っているのか楽しみである。

2010-11-20

犬の力/ドン・ウィンズロウ



私はノワール系の小説(漫画)や映画が好きである。読後まず思ったのが読んだことへの後悔だった。それは今まで読んできた日本人作家のノワール小説のスケールがとても小さく,今までノワールと思って読んできたのは実は青春小説だったんだと思えてしまい,今後読む気がしなくなってしまったからである。それほどこの小説は陳腐な言葉だけど「凄まじい」

あらすじなどの詳細は素晴らしいものがいくらでも検索できるので割愛。とにかく未読の人は騙されたと思って読んで欲しい。上下巻あわせて1000ページ近くあるがあっという間に読めてしまう。

2010-11-18

ストレス

以前調子が悪いと書いたBuffaloのNAS HDD,LS-WHGLが本格的に故障した。ネットワークに繋がらない,HDDを認識しない。エラーもE16なのかE07なのかはっきりしない。何日か前に繋がったときがあったのでその時に重要データを移行し,NASを分解することに決めた。

SATA-HDDをUSB経由で繋ぐことができる機器を購入しHDDの異常有無を調べたが2台共に異常なし。ということなので,HDDの換装手順に従いFWをUpdateしたのだがACP_STATE_FAILUREが表示され失敗。

KNOPPIXというCDドライブから起動できるDebianベースのLinuxディストリビューションを起動しHDDをLinuxベースのフォーマットをして挑戦しても結果は同様。

その後色々調べたら,電源ユニットが貧弱でHDDまで電源が行き渡らなくなったのだろうという推測に賛同。コンデンサを付け替えて直ったという情報もあったが, 半田ごてを使用しコンデンサを入れ替えるという技術は私にはない。現在どうしようか迷っているところ。

今週はこの作業を夕食後から毎日やっているのでストレスがたまった。就寝時間もいつもより遅くなるし。

2010-11-10

アルバム曲数

LPレコードの制限は46分ぐらいだったかな。CDは74分近く。それなのにアルバムを作ると1枚10曲前後で46分以内に収めるというLP時代の制限に倣うというのはおかしいと最近思うようになった。LPからCDに移行して何年過ぎているか分からないが,この方式が変わる気配が無い。不思議だ。

2010-11-05

レベルの低下

プロ野球,シーズンオフの話題を分析していくとスポーツ新聞の質が確実に落ちている事が分かる。本人の話以外を掲載し,それを基に憶測記事をさも確定事項のように記事にする。関係者談という都合のいい第三者を登場させて。

いざ蓋を開けてみるとその記事は全くのデタラメと判明するが,既に過去のことなのでそこは書き逃げ。つまりセンセーショナルな憶測記事を書き,それが当たれば儲け物といった具合だ。芸能記事なら芸能自体がフィクションに近い存在なのでそれでよいと思うが,スポーツにその流れを持ち込むのはレベルが低下したと思われても仕方がない。

しかし,その記事をソースにしてそれを真として語るファンがいるのも事実。本人の言葉として語られるまで鵜呑みにしないという癖をつけておかないともっと重大な社会的記事を真実と捉え,右に左に簡単に流されてしまう思考になってしまうのではないだろうか。