2009-10-30

犬と猫

以前書いた子猫が子猫同士で行動するようになり,親無しで庭に現れるようになって久しい。そのうちの1匹が人間に慣れているのか人なつっこく,庭で犬の足を洗っているとすり寄ってくるようになり,触っても嫌がらない。庭に現れたときにに「いつかすり寄って来させよう作戦」を行ってきた成果なのだけれど。

このノラの仕草を見ていると,飼い犬が飼い主を見て喜ぶ姿と,ノラ猫がすり寄ってくる仕草が明らかに違う事が改めて分かった。犬は良い意味でのバカで単純に心から喜んでいる感じがする。その証拠に今でもたまにうれションをする。

逆にノラ猫がすり寄ってくる姿には心が無く,その裏にはには目的がある気がする。良く言えば個人主義で悪く言えば狡猾だ。狡猾だと言っても人間じゃないし習性は仕方がないので,すり寄ってこられるとついつい気を許してしまう。

2009-10-26

進路

MLBかNPBかの決断を迫られていた話題の菊池投手がNPBでやることを選択した。たかだか18歳で大金が動く世界で「どっちにするか」と言われても選択できないだろう。「こっちはこうで,あっちはああで」といわれても自分の想像の範囲を超えていると思う。

私が18の時は漠然と「ダンプの運転手がいいかな」と思っていた。トラック野郎に憧れていたわけではなくただ単に高給だからという単純な理由だけで。結局,部の顧問の先生の助言で別の進路に変えたのだが,今思うとそれが良かった。免許を取ってクルマを買い運転してみたところ,運転が嫌いなことが分かったからである。

2009-10-24

日本シリーズ

日本ハムVS巨人の日本シリーズに決定した。巨人との対戦は希望通りなのだが,東京ドームではやりたくなかった。外野フライかなと思う当たりがホームランになる球場は,普段広い球場の試合に見慣れているパリーグファンとしては面白味に欠けるからだ。

20数年前にもこの対戦で日本シリーズがあり,その時1試合を後楽園球場に見に行った。日本ハム側の席に座ったのだが,周りは巨人ファンばかりで試合にも負けた事を覚えている。今年は札幌で4試合あるので,そこを確実に獲るようなローテーションでシリーズに臨んで欲しい。

ダルビッシュは間に合うのだろうか。短いイニングでも投げられるのなら心強いのだけれど。

2009-10-21

良い時代

久々にNapsterで遊んだ。last.fmやCD BABYで好きなジャンルで検索して抽出したアルバムやアーティストをNapsterで得る。100%とまではいかないが70~80%の確率でヒットする。この後,得た曲を少し聴いてMP3プレイヤーでじっくり聴くかどうか選別する。選別後プレイヤーでじっくり聴きレートをつける。

これはMP3音源が流行る前は出来なかった遊びだ。1度しか聴かずに葬ったCDやLPが何枚もある。発売前のレコード評を信じて購入し悔しさに泣きくれたLPが何枚もある。消費者側からすると良い時代になったものだ。

2009-10-20

月が昇れば/斉藤和義


Amazonのレビューで絶賛されているけれど,あまり好みではなかった。良かったのは清志郎に捧げた「Phoenix」。私は清志郎のファンじゃないのでグッとは来なかったけど良い詞だと思った。アレンジもいい。「LOVE&PEACE」はサビにもう一盛り上がりあると最高だったが好きなタイプの曲。「後悔シャッフル」はサビが好き。

疑問だったのが「黒塗りのセダン」が収録されていなかったこと。好きな曲なのでアルバムアレンジを聴いてみたかったんだけど残念。収録されていてもアルバム様にアレンジしたかどうかは分からないけど。

2009-10-14

The 241ers/Murderers


少し前にyoutubeの動画を紹介したが,このバンドはとても良い。アコースティック編成なのだがスピードがあり,メロディーもしっかりとしている。ツインヴォーカルも魅力的でこのアルバムは最高の仕上がりだと思う。

私の知っている限りだと,日本のアーティストはアコースティックギターを持つとドラムとベースを排除してしまう傾向が強い。その様なときにいつも「このままでドラムとベースを入れたアレンジで聴きたい」と欲求不満になる。その欲求を満たせてくれたのがこのバンドThe 241ersである。

2009-10-13

演歌

歌詞に重要性を求めなくなって数年経つ。ラブソングは元々それほど好きではないし,メッセージソングは「気持ちは分かるけど,代替案も欲しいところだね」と妙に醒めてしまう。演歌はいつの時代にも年配者に人気があるが,これは私のように歌詞を受け付けられなくなってしまうからなのだろうか。

私は歌詞以外は幸いなことにまだまだ速いテンポのモノが好きなので演歌を聴くことはないと思うが,もしかしたら何かの拍子ではまってしまうことがあるかもしれない。10年前の自分を考えたら洋楽にこんなにはまれるなんて想像も出来なかったし。

2009-10-10

トリス

ウィスキーを飲み続けているにも関わらず「この味が好きだ」というのは特にない。サントリーの角瓶が飲みやすいのは確かだけど。

父がよくウィスキーをもらうので私がそれをもらう。今回はその中にトリスがあった。トリスをそんなに飲んだ覚えはないのだが,頭が痛くなりやすいという先入観を持っていた。トリスを選択したくないのだが,飲まないのはもったいないので早く空けてしまおうと思い飲んだら今日は軽い二日酔いになった。

しかしこれはトリスそのものが原因ではない。トリスは37度とアルコール分が低いので,ロックでビールを飲むかのようにぐいぐいいける。それで二日酔いになってしまったのである。昔,レッドを飲んだときもそうだったんだろうなと若き日を思い出した。

2009-10-09

Young Dubliners/Rosie


RoostersのRosieに負けず劣らずYoung DublinersのRosieも好きだ。この曲はアレンジ云々よりメロディーが好みで,歌い出した途端「いいな。好みだ」と即決した。

2009-10-07

リーグ優勝

日本ハムがリーグ優勝をした。06年に数十年ぶりにリーグ優勝をしてからは別チームに生まれ変わったような強さ。でもその強さは結果としての強さなので私はいつも不安を抱えながら試合を見ている。

今シーズン,インフルエンザ騒動直前までは9月の中旬には優勝が決まるだろうと楽観視できるくらい調子が良かった。しかしインフルエンザ直後は「もしかしたら優勝はおろかCS(クライマックスシリーズ)も危ういかもしれない」と思えるほどの急降下。事は上手く運ばないものだ。

優勝しアドバンテージがあるのにも関わらずCSを勝ち抜けるのか不安である。だから自分の心には「リーグ優勝したから満足さ」という保険をかけてしまう。

2009-10-05

ブレイカウェイ


どこか中途半端な中年4人組のアウトロー。その中のリーダー,トーキッドは40歳の誕生日を機に足を洗おうと思い,ボスに命ぜられた強盗後にその金を持ってバルセロナに逃げることを決意し3人もそれに従った。

逃げる途中一人が怪我をしてしまい森の中で見つけた廃屋に隠れることになった。元々レストランだった廃屋で数日過ごしているうちに,トーキッドはここを買いレストランを始めようと思い始めるのだが...

バイオレンス映画だと思っていたらその様なシーンはほんの一部であり,良い意味で騙された。冷酷さが足りないアウトロー達の人情劇。ドイツ映画の「ノッキンオンヘンズドア」に雰囲気が似ていて,アメリカ映画とはちょっと違う好きなタイプの映画だった。

2009-10-02

オー!マイ・ゴースト


人間嫌いの歯科医ピンカースは大腸検査時に7分間だけ死亡した。その結果,街を彷徨う幽霊が見えるようになり,又幽霊もピンカースがそれをできるということを知り彼につきまとうようになる。

幽霊が彼につきまとう理由は心残りだったことを彼に行ってもらい成仏したいからだ。しかしピンカースは彼らの願いを無視するばかり。しかしそれでもしつこくつきまとう一人の幽霊の話に興味がわき...

笑いあり涙あり,ストーリーの展開は読めるのだがそれでも面白い映画だった。笑いもドタバタの笑いではなく,会話の内容で笑わせるモノなので好み。もったいないのはこの邦題。未公開の作品なだけに,タイトルだけでスルーされる確率は高いと思う。