2006-11-29

Beyond Borders ~すべては愛のために~

イギリスの若き貴婦人が慈善パーティで,エチオピア、カンボジア、チェチェン等の飢餓や貧困に苦しむ人々の現実を知り,自らその国に赴き救済活動を手伝い始める。そのうちにリーダーである医師に恋愛感情が芽生え始め...

恋愛部分を盛り込んだのが失敗。特に最後のチェチェンでのストーリーはいらなかった。

このような映画を見ると,消極的な姿勢でも貧困な国に対して少しでも役に立つことが可能かを考える。その一方で募金などの類は「どうせ最も困っている人の手までは届かないんだろう」と思っているので,一切行わない。

つまり,何も行わずに私の人生は進む。貧困の現実があるという事だけを頭に入れて。

2006-11-28

代理人

Fightersの八木が契約交渉に代理人を使うといっている。ダルビッシュも同様。交渉する相手がそれ専用の人ならともかく,普段の試合でも顔を合わせる人だったら金銭の話はやりにくい。

私も自分が直接行う仕事の金額を現場担当者と交渉するときがあるが,とてもやりづらい。フリーの営業から仕事を請け負っていたときもあるが,代理人ではないので元の金額が分からず,後からこんなに搾取していたのかと憤慨したこともある。

代理人は自分で直接仕事をするわけではない。金額が多ければそれだけ自分の取り分も増える。現場での人間関係も考慮しない。この辺りのことを割り切って頼まないと悔しい思いをしたり,自分の意志とは異なる事態になる可能性が高い。

2006-11-27

底が知れた

石原都知事の四男が公費を使い出張をした事が明るみに出た。

石原都知事は,自分の権力が届く範囲の組織で息子に仕事をオファーしたということが間違っているということが分かっていないらしい。しかも税金で成り立っている組織で。石原の底が知れた出来事だった。

全く打てないのに,大事な場面でカツノリを使ってくれた野村監督もそうだけど,人格者だったら「どんなに才能があっても息子だけは選ぶな」と言うと思う。

2006-11-26

selfish man

flogging mollyのselfish man。イントロのバイオリンでノックアウトされてしまう。サビもいいし,間奏もいいし最後の叫びもいい。100点満点の曲。

2006-11-24

ウェルカム!ヘヴン

ウェルカム!ヘヴンというペネロペ・クルス主演のコメディ映画を見た。面白いんだか面白くないんだかよく分からないけど,でもやっぱり面白かったかなと思うような不思議な感じの映画だった。

私はペネロペ・クルス,モニカ・ベルッチ,アンジェリーナ・ジョリーの区別が付かない。3人同時に見れば区別は付くが,それぞれの名前を言うことは出来ない。

2006-11-22

大江の脱退に比べれば

小笠原がFAでGiantsに入ることが決定した。出ることはしょうがないと思っていたが,その先がGiantsだったことにガッカリした。しかし,大江慎也がRoostersから脱退したときほどの衝撃は無い。

これは大江慎也がいるRoostersのファンだったこととFightersにいる小笠原のファンだったことの違いである。

ドラフト

ドラフトでGiantsを希望していた選手をFightersが指名した。その選手の監督は「(指名された選手は)Fightersが一番嫌いな球団だった」と怒っている。

少し前までFightersは好き嫌い以前の問題で,イメージすら沸いてもらえなかった球団なのでそれを考えれば知名度はアップしているのだろう。

私はNPB(日本プロ野球界)が1つの企業で,各球団が支店だと思っているので,まずその企業に入りたいかどうかを考えるのが最も賢い考えだと思っている。優秀な成績を残せば,高額で自由に好きな支店に行けるFAという制度もあるのだし。

2006-11-20

落ち武者

気になりだしたからなのか,散髪に頻繁に行かなくなったからなのか,現実なのかは分からないけれど,髪の毛の薄くなり具合が気になってしょうがない。

散髪では両脇を短くしてアイパーっぽいパーマをかける。以前は月に1度通っていたが,ここ数年は3ヶ月に1度程度の割合になっている。2ヶ月を過ぎると両側頭部の毛の伸びに比べ,頭上の毛の伸びが緩やかなのが分かってくる。

例えると落ち武者のような髪型になってくるのである。ここで1回カットしに行き整えてもらえば良いのだが,どうせ次はパーマをかけるしなと思うと面倒になり,そのままにしておく。

この間に誰かと会う機会があるときは髪型を整えるのに四苦八苦。他人は自分が思うほど他人のことは気にしていないと分かっているのだが,まだまだどうでもいいやと思えるほどの心の大きさを持てないでいる。

2006-11-17

ストーブ


ストーブの季節がやってきた。エアコンより効きが良いので,冬はストーブがメインになる。年初の残っていた石油を使用しているので,今年の石油料金がどうなっているか分からないが,去年は高かった。

うちの柴犬はストーブが好きで,ストーブを点けると必ず前に陣取りうつぶせになってリラックスする。雪や冬の雨の時の散歩も喜んで行くので,寒さというものを感じていないはずなのに不思議である。

2006-11-15

水の中にいるようだ

眠ってた何かかが 震え出す
全部分かったつもりでいた この街の入り口で

(水の中にいるようだ/sion)

久しぶりにこの曲を聴いて,Fightersに対してこういう心境になってくれないかなと思った。

2006-11-14

運と社会

秋田犬の用水路で死んでいた子供は,やはり両親によって殺されていた。

ここ数年,自殺や虐待,子殺し(パチンコに夢中で車内放置含む),親殺しが増えてきている。このいずれにも当てはまらず,その様な兆候も無く今まで生きてきている私は,もしかしたら運が良いのかもしれないとたまに思うことがある。

有事でもないのに,その事が運がよいと思える社会はどこかおかしいのかもしれない。

2006-11-13

アジアシリーズ 決勝戦

今年のFightersの戦い方を象徴する試合。とにかく点を取り,継投で逃げ切る。相手チームは打たれた感じがしないのに,いつの間にか負けている。野村監督や落合監督がFightersを強いと思えないと語っていた発言の根拠はここにある。現在も同じように思っていてくれれば,来年もこの罠にはまるだろう。

これで今年の試合も全て終了した。今後は小笠原の去就問題がマスコミを賑わせる事になるだろう。以前書いたが,小笠原には残って欲しいが,FAというルールがあるのだから別チームに移籍しても仕方がないと思っている。TVゲームじゃないから出せる年俸の限度もあるだろうし。

もう少し本音で書くと,Giantsには入って欲しくない。様々な理由があるにせよ,結局そこかよという落胆する気持ちになってしまうことが予想できるからだ。でも,裏切り者とは思わないけど。

2006-11-11

アジアシリーズ 韓国VS台湾

クソバラエティ番組を見るよりはマシなので,酒を飲みながら明日はどっちだろうなという軽い気分で見ていたのだが,途中から引き込まれてしまった。

私のように野球が好きで,時に他の番組を見たいとも思わない視聴者は地上波で放送していたら,チャンネルを合わせた時点できっとそのまま見入ってしまうだろう。そう思うぐらい,面白い試合だった。

アジアシリーズ 中国戦

素人の私が見ても,中国には負けないだろうと思うくらいのレベルの違いなので,途中から眠くなってしまった。選手も似たように思っていたのかどうかは分からないが,負け試合時の後半イニングの打撃を思い出した。

アジアシリーズを選手会で盛り上げようとしないのが不思議。まあ,ランクがまだまだ上のMLBとの親善試合を「かったるいから」という理由で廃止してしまう組織だから,歴史が浅い日本以外のアジアのプロ野球を盛り上げようという意識が無いのも頷けるけど。

2006-11-10

アジアシリーズ考

アジアシリーズが開幕した。Fightersファンと一部の野球マニアしか興味が無いような気がする。マスコミもそれほど盛り上げてくれないし。

このシリーズを権威のあるものにするにはアジアにこだわらず,MLB以外でプロ組織がある国で競うことだと思う。これを数年続けていけば,MLBも興味を持ち始めるかもしれない。

2006-11-08

メンツ

槇原敬之が作詞作曲した「約束の場所」の歌詞の一部が、松本零士氏の 作品「銀河鉄道999」からの無断使用ではないか、と指摘された盗作騒動がまだ続いている。

最近バラエティ番組でガンダムが云々というと言うことをよく耳にするが,ガンダムという単語自体を数年前まで聞いたことがなかった。「銀河鉄道999」も「宇宙戦艦ヤマト」も絵は分かるが一度も見たことがない。松本零士と言えば「男おいどん」だ。

槇原敬之に関しては顔は分かるが,歌には興味がない。SMAPが歌ってヒットした曲も歌詞が気持ち悪く,最初は十代女性アーティストが作詞したのだと思っていた。

両者共に知識も興味のない私は公平に近い形でこの問題を判断できる。似たフレーズを松本零士が先に世間に公表しその後も使用しているのだから,槇原敬之は盗作してないにせよ謝罪とまでは言わないが,上手いこと松本零士に歩み寄ることが一番の解決方法だったと思う。

長く生きて生きているんだから,相手のメンツを潰さない方法を知っていると思うのだが。それとも,精神は子供のままなのか。

2006-11-07

同情

Giantsファンじゃなくて本当に良かった。ここ2年間,衰えが見えているとはいえBuffaloesを支えてきた谷をトレードで獲得したから。小久保,豊田,小坂,パウエルといったパリーグの代表選手を次々に獲得するGiants。ファンもチームというものに愛着がわかないだろう。

生え抜きの若手が徐々に成長し,主力になるのを見守るという野球の楽しみ方がある。Giantsは他球団に比べこの楽しみ方を出来る確率が低い。さすがに同情する。

2006-11-06

パワー・オブ・ワン

南アフリカで生まれ育ったイギリス少年が,様々な人との出会いやボクシングを通じ成長し,アパルトヘイトに反対するまでを描いた作品。最後までどうなるか分からない展開で,ストーリー及び主張共に良くできた映画だと思う。

いじめ問題が世を賑わせているけど,このような作品を幼い頃から見せれば,三つ子の魂じゃないが少しはいじめも減るとは思う。

日本人が演じるいじめを反対する直接的な物語だと「はいはい」という感じで効果は薄い。音楽の歌詞ではないけれど,本当のメッセージを読み取り,それを自分の状況に置き換えさせるという思考を作らせないとダメだと思う。

2006-11-05

ショックではない

小笠原がFA宣言をした。個人の権利なので,去るにしても残るにしてもどちらでも良いのだが,Fightersに愛着があると思っていた予想が外れたことが残念である。

まだチームを去るとは決まったわけではないが,主力が抜けても若手が奮起し勝ち上がるというシチュエーションを想像するのも悪くはないと思っているので,ショックはそれほどなく逆にワクワクしている。

ショックがないのは,子供の頃に東映ファンになったと思ったら,球団名が次から次に替わるし,張本,大杉,白,高橋直樹などがトレードでいなくなってしまうという事があったかもしれない。

2006-11-02

賛同できず

労組日本プロ野球選手会の宮本慎也会長(ヤクルト)は要求事項に十分な回答が得られなかったとして、 来季日程のうち5試合程度をボイコットする可能性があることを明らかにした。ポストシーズンゲームの導入で年間試合数が増える場合の条件として、 このほか日程の緩和や地方球場の設備改善などを進めるよう要請していた。

前回のストの時は選手会を賛同したが,今回ストを行うとしたら賛同できない。前回ストを行っても年俸が下がる気配がなく,ごねる選手も出る始末。ファンのためと言っておきながら,結局は自分のため。別に自分のためでも良いと思っている。しかしファンのためときれい事を言ったのが不愉快だった。

それなのにストで脅迫。しかも今回はファンは関係のない内容。地方球場の設備改善って,そのお金はどこから捻出させようとしているのか。

私はオーナーの味方ではないが,経営側の立場にいたこともあるのでそちらの立場でも物事を考えてしまうから,今回のスト宣言は余計腹立たしい。

2006-11-01

MS戦略

今書いても後出しっぽくなるけれど,ソフトバンクの携帯電話の料金CMは罰せられないのかなと思っていた。「但し」の部分がCMでは抜け落ちている。

yahoo-BBやyahooオークションもそうだけれど,これがソフトバンクの営業方針だと思う。少々文句をつけられても,進んでしまえ。とにかく顧客が増えればどうにでもなるんだから。

この方式は元々MicroSoftが行っていた方法。DOS時代からPCを触っていた人には何となく分かると思う。