2006-10-30

ユニーク

福岡の中学生のいじめによる自殺。彼の通夜の席で(いじめた生徒の中には)、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。

周りに知り合いがいない状態でも,この生徒は同じような態度でいられたのだろうか。もし態度が同じだったら,そういう人間なんだと諦めるしかない。そうでなければ,思春期特有のユニークさを見せつけたいという行動のような気がする。

どちらにせよ頭が悪く,よい育てられ方をされていない事は言うまでもないが。

公務員じゃない

坪井が戦力外になった。日本シリーズに出ていたので,まさかと思う出来事だった。この事に付け加え,現時点で去就が定かでないのはヒルマン監督,小笠原,岡島,セギノールといったところだろう。

チームのメンバーがいなくなるのは寂しいが「これで来年はダメだ,フロントは無能だ」と世間知らずの子供のように嘆く感情はない。最も近くで現場を見ていた人間が,限られた予算内での運営を考慮して判断した事だから。

前述の選手や監督がいなくなったらどうなってしまうかという不安はあるが,いなくなったおかげでチャンスが巡ってきた選手が羽ばたく過程を見られるかもしれないという期待もある。

数年前だったら「もう数年様子を見ても良いかな」と思われる,過去に実績のあった選手が解雇されるケースが増えている。これは選手全体が招いた結果である。NPBの人気が下がっているにも関わらず,年俸は下がっていない。じゃあ,どの部分を削ろうかかと考えれば,このような結果になるのは当たり前である。公務員じゃないのだから。

2006-10-27

フリーエージェント

応援してきた選手が,フリーエージェント制度により他球団に行くのは寂しい思いがある。零細企業でもそうだが,優秀な人材が去ると言われる場合去った後の業績を考え,大丈夫かなとうろたえる。

しかし,実際去った後は残った人たちが今以上の力を発揮したり,若い人が力をつけたりして何とかなるものなのである。そりゃあ最初のうちは多少業績は下がるかもしれないが。

日本シリーズ第5戦

緊迫した試合。ダルビッシュはリードされると大胆に攻められるのか,良いピッチングをするので先制点を取られてまずいと思うより,逆にこれで行けると思った。

セギの逆転ツーランで勝てると思い,稲葉のだめ押しホームランで勝利を確信した。新聞などではあまり話題にされていないが,今日のMVPは田中賢介。シングルヒット→盗塁がセギのホームランを生んだのである。

2006-10-25

日本シリーズ第4戦

まるで,Eagles又はBuffaloes戦を見ているような試合展開だった。単打を沢山打たれピンチを作るが,なんとかしのぎ気が付いたら完封勝ちをしている。4時間を超える長い試合だったが,最後まで目の離せない試合だった。

金村は危ないピッチングだったが,5回まで投げきり勝利投手。監督もチームメイトも許しているようだし,ヒーローインタビューを見ていたら感動したので,あのことは忘れることにした。

2006-10-24

日本シリーズ第3戦

早い回に点を取って,その後全く打てないという交流戦の頃のような状況。しかし,そのころと同じようにリリーフ人が好投をし,だめ押しの追加点も取り快勝。試合間隔も開いていることもあり,ここ最近札幌では負けゲームを見ていない。明日はどうだろ。

今日の地上波はTV朝日。解説人は悪くなかったが,編集が今シリーズ最悪。今年1軍に上がった稲田はことごとくCMにつぶされ,一回もTVに映らなかった。新聞にスタメンなので張り切っていると書かれていただけに悲しくなった。

携帯電話の今後

SoftBankがSoftBank同士だと通話料が0円というプランを発表した。このニュースを聞いて,テレホーダイやプロバイダの定額制サービスが出てきた頃を思い出した。

しかし,翌日になってみると3000円弱の基本料金だけで収まらないような話も出てきている。携帯電話を持っていないので,サービスの内容を読んでもよく分からない。

今後,ネットのようにより速くより安い方向に向かうのか,yahoo関連のようにある程度顧客を確保したら,徐々にサービスという名の課金を付加していくのか見ものである。

2006-10-23

TBSの野球中継の酷さ

いつもはCSで野球を見ているのだが,日本シリーズはBSか地上波でしか放送していないので地上波で見た。第1戦のTBSの放送があまりにも酷すぎて,昨日のフジTVでの放送がまともに感じた。

野球中継の合間にCMを挿入するのではなく,CMの間に野球中継を見ているような錯覚になった。イニングが終了したらリプレイも,余韻も残さずCM。CMが終了したらすぐに先頭打者の1球目。プロ野球を好きではない人が編集しているんだろう。そうじゃなかったら,センスがない。

それとTBSの実況アナウンサーは酷かった。何年か前,ESPNでHawks戦担当だった爺さんアナウンサーを思い出すほどだった。この局での野球中継は二度と見たくない。日本シリーズ放映権を放棄して欲しい。

2006-10-22

日本シリーズ第2戦

先制をしたがすぐに逆転をされ、その状態が続いているときは「今日も負けかな」と思っていた。金子の逆転打で「もしかしたら勝てるかもしれない」と思い、セギのホームランで「たぶん勝てるだろう」になり、武田久が2~4番を完璧に抑えて「完全に勝ったな」とコロコロと感情が変わった。

それにしてもウッズのハーフスウィングはどうしてストライクと判定されないんだろう。リプレイが少ないから完全に振っているという確信はないのだが、パリーグの試合ではハーフスウィングはほとんどストライクになる。

2006-10-21

日本シリーズ第1戦

ベンチの指示かもしれないけど,鶴岡の弱気なリードが目立った試合。鶴岡も実質1軍1年目だからしょうがない。

負け惜しみじゃないけど,ダルビッシュが崩れるきっかけになったウッズへのハーフスウィングの判定はストライクだと思った。あれが勝敗を分けた一因だった。

2006-10-20

日本シリーズ前日

明日からやっと日本シリーズが始まる。POが開始されるまでも長かったが,日本シリーズが始まるまでも長かった。以前も書いたが,この日程をどうにかして欲しい。鉄は熱いうちに打てということわざもある。

Dragonsの試合を交流戦でしか見ていないので,シリーズの予想は出来ない。statsもリーグが違うので相対的な評価しかできない。予想をしている評論家達は分析できるほど両チームの試合を見ているのだろうか。

FightersはPOや公式戦の最終4試合より緊張をしていなさそうな気がする。特に緊張していなさそうなのが田中賢介(但し守備以外)。期待している。

2006-10-19

理由

いじめられる側にも問題があるという意見をよく耳にする。冷静になって考えると,奇妙な考え方だということに気が付く。別の表現に置き換えると,問題があってその事を万人が認めていればいじめても良いということだから。

「いじめを行ってよい理由などこの世には存在しない」と教師が自信を持って宣言すれば良いと思う。

2006-10-18

カバンの中身

一澤帆布工業が相続を巡って兄弟で争っていると言うことをニュースで知った。それまではこの会社の名前を知らなかったのだが,カバンで有名な会社らしい。

通勤,通学以外でもカバンを持っている男性は多い。私は手ぶらが好きなのでカバンを持たない。MP3プレイヤーもポケットに入るので,カバンを持ち歩いたとしても入れるものがない。持ち歩いている人のカバンに何が入っているのか興味がある。

2006-10-17

Light Of A Fading Star

ヒルマン監督,小笠原,岡島の去就が日本シリーズを前にして新聞で騒がれている。他球団に行くのは悲しいが,自分自身が同じ場所でずっと働いているわけではないので球団を去るなとまでは言えない。

But if there's a reason I don't need to know right now
理由があるのならば,今知る必要はない

(Flogging Molly/Light Of A Fading Star)

2006-10-16

想像と理解

福岡県のいじめによる自殺で,父親が学校関係者に怒っている映像を見た。あれは父親が自ら申し出たのであろうか。言葉を発する毎に怒りは増していき,TVカメラが回っている(他人が見ている)と加速度をつけて怒りは増幅する。そして自分に非がないと分かっていると更に増幅する。

他人は他人の悲しみや怒りを想像は出来るが,歩んできた人生が違うのでその深さを理解をしようとするが,想像はできない。

深い怒りを表現している,あの映像は流さない方がよい。理解をしようとしない人々に逆効果になる恐れがある。

薄れる罪の意識

福岡県で中2の男子生徒が自殺をした。原因の一つに担任教師のこの生徒への言動があるとされ,教師もその言動を認めている。

集団をまとめる長が容認してしまったら,その集団は罪の意識が薄れ暴走してしまうのは当たり前の流れであろう。ましてや付和雷同精神が著しく,その集団から抜け出すことが出来ない中学生。と,言っても原因となった生徒達を擁護する気はない。何年もいじめのニュースが続いているのだから,その行為がどのような結果を招くか程度の思考は持っているはずだから。

教師は最悪だ。それ以外に言葉はない。

2006-10-13

優勝

Fightersが25年ぶりに優勝した。昨夜は深夜までスポーツニュースをはしごして,今朝は起きたらすぐにスポーツ新聞を買いに行った。

とにかくよい試合だった。私がFightersのファンじゃなくても,何気なくチャンネルを合わせたら最後まで見てしまうだろうなと思うほどの試合。低反発球と広い球場での試合は見応えがある。「えっ」という当たりがホームランになってしまう試合もたまにはいいけど,ものには限度がある。

昨日はGAORAとTV東京を交互に見ていたのだが,TV東京の中継はCMで試合が変に中途半端になることもなく,地上波で野球中継をするならこことNHKだなと改めて感じた。

前回Fightersが優勝したのは学生生活最後の年。今回は母が亡くなった年。私の人生の節目で優勝するのは偶然ではないかもしれない。

2006-10-11

プレーオフ2nd 1戦

今日の試合で緊張していたのは,セギノールと稲葉かな。特にセギノールの第一打席目の緊張は見ていて分かるほどだった。

それにしてもダルビッシュ。高卒2年目でのあのピッチングは素晴らしい。ヒルマンがマウンドに自ら行くのはエースとして認めている証拠。ミラバルの時もよく駆け寄っていた。

明日のHawksは斉藤。点を取れる投手ではないので,いかにして点を取られないようにするかがポイントだと思う。継投も楽しみの一つになる。

Rosie

まずは以下を見て欲しい。とにかく格好が良かった頃の大江慎也。



この後,私はソロの中野サンプラザのLiveまで見続け,もう一度復活する事を望んで待ち続けた。そして数年前にRoostersの再結成で復活した。しかし私は初期Roostersの曲を歌う大江を望んでいなかったので,Liveは映像で見るだけに留まった。予想していたとおり,私の好みからはほど遠かった。

その後,大江はソロを発表した。試聴したところ期待外れだった。最近何度かLiveをやっているという噂を聞く。もしかしたらyoutubeにUpされているかなと検索したのが以下の映像。



最悪だ。見なければ良かった。

2006-10-10

日程の問題点

明日からFighters-Hawksのプレーオフが始まる。プレーオフ勝ち抜けの条件などはシーズン前に決まっていたことなので不満はない。

不満があるのはプレーオフの時期。シーズン終了後にすぐに行って欲しい。今回のように2週間も空くと,試合を見る側のファンとして興味が薄れてしまうのである。試合が始まればこの感覚はなくなるのだろうけれど,正直なところ現時点では少し醒めてしまっている。

日本シリーズもそうだが,出場するチームが公式戦の全試合を終了していれば,他のチームが公式戦を行っていようと開始してしまえばいいのに。

2006-10-09

プリズンブレイクvol1-2

海外の人気ドラマ「24」は見れば面白いと思うのだろうが,ストーリがそれほど好みでもないのでまだ見ていない。同様の人気ドラマ,プリズンブレイクは脱走ものということなので見てみた。面白ければいいなと期待をしながら。

死刑まであと数ヶ月と迫った兄。兄は無実を主張するが,証拠が沢山あり覆せない。兄の無実を信じている弟は銀行強盗をわざと失敗し,兄と同じ刑務所にはいることに成功する。設計士の弟はこの刑務所の設計に参加をし,その設計図を全身に入れ墨として描いた(もちろん見た目には設計図と分からないように)。弟は兄をこの刑務所から脱走させようとするのである。

無駄なシーンがないので,2本のDVDをあっという間に見てしまった。一気に見ると飽きも出てくるので,一日一本のペースで見るのが良いのかもしれないが「次はどうなるのだろう」という終わり方をするので,それが出来ないのが悔しいところ。

2006-10-07

ツール

pandoraという好きなアーティストや曲名を入力すると,それに似た曲を次々に流してくれるサイトがある(洋楽のみ)。pandora's jarというJAVAで作成したツールを使用すると,選択した曲をMP3で保存してくれる。手動でも可能なのだが,このツールを使用した方が遙かに便利である。

FairUse4WMというwmvファイルのDRMを解除してくれるツールがある。詳しい説明は省くが動画のDMRが解除されたのを確認した。

お金を出して購入した割にはセキュリティで固められて鬱陶しいなと思われるものは,新しいセキュリティを施しても必ず破られると思う。私だったら,その様なツールが一般層までは普及しないと思っているので,ツールを作る/使う層は諦めて無視すると思う。

2006-10-06

コミュニティ

三洋電機の社員がファイル共有ソフトを使用し,内部資料や個人写真などが流出→mixiに参加していた情報も流出→本名で参加していたmixiにより特定される→写真には彼女の裸の写真も含まれていて,彼女の情報もmixiにより特定されてしまった。

10年ぐらい前はメーリングリストがコミュニティの主流だった。当時は誰もがネットをやっている時代ではなかったので,参加する人のほとんどは常識があり身元もしっかりとしていた。当時に知り合った人とは今でも付き合いがある。

誰もが手軽にネットをやっている今の時代だと,このような付き合い方は出来なかっただろう。ある目的のために善人の振りをする輩も出てくるだろうから。

2006-10-05

俺の声

俺は王様だと思ってた
俺の声で誰でも踊ると思ってた
だがしかし 俺の叫ぶ声は
ピンボールさ はねてるだけ

(俺の声/sion)

金村の事件でこの曲を思い出した。どのように反省しているかは分からないが,この歌詞のように思っていれば,転機になった出来事だったとして笑い話になるかもしれない。

横柄さに気が付かずに突っ走り,それに気が付き過去を赤面し,似たような若者を見て「まだまだ青いな」と思うことは事の大小にかかわらず誰でも一度は経験することだと思う。謝罪より大事なのは気が付くこと。

気が付く前に他人にせいにすると周囲の人間が離れていくことになるだろう。

2006-10-03

憂鬱な免許更新

免許証の更新に行った。私はこれが憂鬱でしょうがない。視力検査だけではなく,奥行きの検査もしなくてはならないからだ。5年に1度だと要領も感覚も忘れてしまっているので奥行きの検査をパスするのは難しい。

今回も一度目はダメ。次も失敗すると別の日に受けてもらうか,失効されてしまうかもしれないと言われた。色々な経緯があるので普通免許証への格下げは出来ない。

検査する婦警さんには目をつぶり休ませた方がよいと言われ,再検査前には奥行き検査の模型により丁寧な説明を受けた。同情が痛いほど伝わってくる。

再検査で何とかクリア。こういう安心感は数年ぶりだ。でも,5年後に再度検査すると思うと憂鬱だ。今度は家で練習をしていこう。

2006-10-02

選手の思い出

シーズンも終わりに近づいて,各球団の解雇選手の名前が徐々に挙がってきた。ある時期は1軍で活躍した選手もいれば,名前を聞いたこともない選手もいる。

素人からすると,状態の良い時期のイメージが強いので「もったいないな。他球団に行ったら不利なんじゃないのか」と思ってしまう。しかし,去年そう思っていた加藤や西浦はどの球団も引き取らなかったし,Hawksに行った芝草はファームでも登板機会がなかった。やはりプロの目は侮れない。

井場は一昨年の西武とは相性が良く,三振の山を築いた。佐々木の1,2年目の投球間隔の短さはグロスを思い出させてくれた。試合終了後のとても嬉しそうな横山の笑顔。よく打たれないなと思いながら見ていた矢野の投球。

それぞれの選手に少しずつ思い出が残っている。

2006-10-01

風のファイター

韓国で人気の漫画を映画化。主役は大山倍達。空手バカ一代をリアルタイムで読んでいた小中学生時代。今のようにネットが発達しているわけではないので,情報は本と同じレベルの情報量の友人のみ。空手バカ一代の内容を信じていた。

大山倍達が亡くなり,韓国人だったということが証されるようになった。大山倍達の国籍がどこだろうと構わないのだが,空手バカ一代がフィクションに近いという噂に「そうだったのか」とほんの少し肩を落とす私。大人になった現在の目線で読み返すと,確かにフィクションも多そうだなと納得。

映画のストーリに話を戻すと,空手バカ一代とリンクする部分もあればそうではない部分もある。どれが真実か分からないが,特に真実を知る必要もない。大山倍達なのだから。