2008-12-08

クリムゾン・タイド


ロシアの内乱によりアメリカと日本が核攻撃の標的にされ,アメリカ軍の米軍原子力潜水艦「アラバマ」に出撃命令が下された。ロシア潜水艦を捉え攻撃準備が整ったところでペンタゴンからのミサイル発射確認命令を待つ乗組員達。しかしロシア側の攻撃により通信は途中で途切れた。

攻撃を指示する艦長と,規定に則り命令を確認するまで待つことを主張する副艦長。二人の意見が一致しないと攻撃が出来ない規則になっている事から,艦内は対立し内紛が始まる...

'95年の映画なのだが今まで見たことがなかった。結果はこうなるだろうなと予測は出来たのだが,それでも結果が出るまではハラハラした。どちらが正しいのかは現場にいないと分からないが,経験から予測すると現場経験が長い叩き上げの艦長を支持してしまうだろうなと思った。

この映画は戦争を題材にしているが,人間の心を描いている映画なので戦争物が苦手な人も苦にならずに見ることができると思う。

いつも思うのだがジーン・ハックマンの笑顔はデ・ニーロの狂気が隠れているような笑顔は違うのだが,不気味である。