2008-12-24

アメリカを売った男


FBI訓練捜査官オニールは捜査官になる近道として,ベテラン特別捜査官のハンセンの部下になり,新しい部署である情報管理部に勤務するように命ぜられる。その内容は,ハンセンが性的倒錯者であることから苦情が出ていて,逐次彼の挙動を報告すると言うことだった。

しかしハンセンからはその様な性癖が見受けられず,親しくなるに連れてその仕事ぶりに感心するようになったオニール。思い切ってその事を伝えると,ハンセンが長年にわたりKGBに情報を売っていて,そのための捜査だということを打ち明けられ...

政治的で小難しい話かなと思ったがそんなことはなく,捜査がばれるのかな?どうなのかなと思いながら気軽に見ることのできる佳作サスペンスだった。実話を元にしているので仕方がないのだが,欲を言えばもう少しひねってくれればもっと面白くなったと思う。