2006-12-26

ワイルド・チェンジ

熱血すぎたためイーストサイド高校をクビになったクラーク。20年後かつて名門だったイーストサイド高校は,ドラッグと暴力で荒廃していた。そこへ校長として呼ばれたクラーク。教師も生徒も自分に服従させる方法で学校の建て直しを図る。

初日に生徒の一割である300人の不良達を有無を言わさず退学にする。その後も次々に改革をしていくが,教師と一部のPTAから反感を買うことになり...

まだ若さが残るモーガン・フリーマンがとにかく怒鳴り続ける校長を演じる実話に基づいた映画。通常の学園ものだと「この場面は許すだろうな。改心するだろうな。」と想像するのだが,この映画ではそうはいかない。想像通りの場面も少しはあるけれど,実話を元にしているからこそそうなるのだろう。

日本では未公開だったそうだが,隠れた秀作の一つだと思う。