2006-12-07

狡猾な信販会社

長崎で町の電気店が高齢者に,6000万円以上の納入もしていない家電製品や布団等の契約をしていた。消費者センターは店や信販会社と代金の返還交渉を進めている

いかがわしい会社が押し売りに近い形でこのような詐欺を行うのは目新し事ではないが,地域密着の電気店が行ったということに驚きを隠せなかった。

悪質リフォームもそうだが,このような詐欺は信販会社が間に入っているのが厄介。亡くなった母が呆け始めた頃,高額な布団や空気清浄機を訳が分からないうちに購入した。私がそれを知ったのは既に何度か支払いを終えてクーリングオフが出来ない状態の時だった。

その時点では契約した会社ではなく,信販会社との契約になっていた。以降の利息を払いたくないので,残りをまとめて支払った。

この時に思ったのが,契約をした会社が最も悪いが,それに手を貸す信販会社も同じくらい悪いということ。被害者から見ると共同で詐欺を働いている事と同じである。よく考えると,自ら手を汚さないので契約元の会社よりずるいかもしれない。