2007-04-06

スティック・イット!


17歳のヘイリーは裁判所から,罰として体操学校へ行けと命じられる。ヘイリーは体操の世界選手権の決勝で逃げ出してしまった事があるので,体操だけはやりたくないと思っていた。体操学校でやる気のない素振りを見せるヘイリーに対し,コーチは何とかやる気を出させるように努力をするが...

よくある笑いもあるスポーツ感動映画だと思って見ていたのだが,それはあくまで見せかけで,体操界の古い体質や,理不尽な点数制度を批判した映画だった。'70年代のピンク映画は裸のシーンを決められた割合で入れていれば,ストーリーは好きにしてよかったということを聞いたことがある。その結果,大手じゃ出来ない体制批判の映画も多く作られている。