2007-02-20

歌詞

私は洋楽をほとんど聴かなかった。一部のアルバムは熱心に聴いたが,そのアーティストの別のアルバムを聴こうとまではしなかった。しかし数年前にDropkick Murphysにはまってからは洋楽アレルギーが薄れてきて,ここ1年近くは洋楽ばかり聴くようになった。

アレルギーの原因を分析してみると,それは歌詞にあった。私は歌詞を重要視してメロディーの好みは持って生まれたものとして考えていた。洋楽の場合は歌詞が分からないのでメロディーに慣れる前に,直感で良くないと決めてしまうパターンが多く,その結果聴かなくなってしまったわけである。

最近は歳をとってその頃より我慢できる時間が長くなったため,直感で「あまり好みじゃない」と思っても数回聴くことが出来るようになり「なかなか良いかもしれない」という聴き方が出来るようになった。これは私にとっては大きな変化で,もっと早くからこれが出来ていればと悔やんでいる。

次のSTEPは歌詞の理解。現時点では邦楽と逆でメロディーとアレンジ,声質などから選択をしているが,気になったいくつかの曲を(自動翻訳だけど)訳してみるとより一層その曲を好きになってしまうことを発見した。そうだとすると,現在いまいちだなと思っている曲も歌詞が分かれば好きになるかもしれないということである。

あとは好きになった曲ががんばれとか,やれば出来るんだとか,君は一人じゃないんだとか,私らしく君らしく等いう気持ちの悪いフレーズじゃないことを願いたい。