2007-07-09

グアンタナモ、僕達が見た真実


友人の結婚式のためにパキスタンに出かけたパキスタン系イギリス人の若者達。結婚式の日まで初めて訪れるパキスタンを観光していたが,アメリカの侵攻で混乱している隣国のアフガニスタンでボランティアを募集していたため,話の種にとアフガニスタンに出かけることになった。

アフガニスタンに入国した彼らはテロリストと勘違いされ,収容所送りとなり過酷な尋問を受けることになった...

実際の人物とそれに基づいて作成した映像が交互に映し出され,この頃のアフガニスタン情勢を頭に入れておかないと序盤は何がなんだか分からない事になる。

テロリストに間違われた若者達は不幸だが,何が何でもテロリストを捕まえなければならないという使命に駆られているアメリカ軍の精神状態も分からなくはない。ただ,テロの当日に若者達にはイギリスでのアリバイがあるのにも関わらず,それでもテロリストに仕立て上げようとする姿勢は絶対に許されるものではない。