2006-09-27

グレート・デーン

毎日犬を散歩させている公園で,グレート・デーンを散歩させている少し体格の良い爺さんがいる。そのデーンはまだ子供だといいながら,腰以上の体高で本気になったら爺さんは引きずられてしまうだろうと危ないなと不快感を持っていた。

デーンはうちの犬と遊びたいらしく,うちの犬が後ろを歩いていてそれに気が付くと後ろを振り返って止まる。爺さんが注意してもなかなか歩こうとしないし,力ずくで引っ張ることも出来ない。

今朝もデーンの後ろを歩いていた。気づかれていなかったのだが,デーンが糞をするために止まったときに気づかれてしまった。抜かそうかどうしようか迷ったが,爺さんが糞を取っているときに一緒に歩いていた小太りのオバサンがデーンを掴んでいたので抜くことにした。

その瞬間,オバサンの力ではこらえきれずにデーンが吠えながら突進してきた。少し焦ったが,遊びたいということが分かっていたので,「爺さん,早く捕まえろよ」と思いながら自分の犬のリードを離さない事と,犬が噛まれないかという事に注意を向けていた。

両方の犬が吠えながら私の周りで暴れ,デーンを捕まえようとする爺さんがそれに加わる。結果として両犬とも噛んだりせずに,激しい遊びの感じだったのだが前述の不快感は更に高まった。

例え自分の犬が噛まれていたとしても噛んだ犬には罪がない。100%安全な犬などいないのだから,自分の身の丈に合っていない犬を飼う飼い主が悪いのである。