2008-08-01

連帯責任

甲子園出場が決まっている桐生第一高校の野球部員が強制猥褻容疑で逮捕されたが,現時点では出場できる見込み。一昨年,野球部員による強制猥褻行為は3校であり,それらの高校は対外試合禁止処分にはなっていない。

同じ高校の生徒や野球部員が犯罪を犯したからと言って,その犯罪には関係のない部員が出場を辞退するという制度はやりすぎではないかと思っていたので,出場を認める措置は好判断だと思う。

といっても,喫煙飲酒というある年齢に達したら認められる行為ではなく,強制猥褻行為という犯罪には嫌悪感を感じる。しかも一昨年には3校であったというから驚く。連帯責任には反対だが連帯責任という抑止力があってもこの様な下劣な犯罪を犯す部員が出てくるのだから,その抑止力が無くなったらどうなってしまうのかという不安はある。