2010-02-19

史上最悪の地球の歩き方

ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されている「史上最悪の地球の歩き方」を録画して時間のあるときに見ているのだが,これがとても面白い。

1回目は「ベネズエラブルース」
金が欲しくて自分でもできるだろうと思いコカインの運び人を引き受けたが,ベネズエラから運び出すときに捕まってしまいベネズエラの刑務所に入れたれた男。その刑務所は刑務所内にも関わらず,囚人達が短機関銃や拳銃を保持しているおそろしい場所だった。

2回目は「フィリピンで拉致」
順風満帆の人生を送っていた医師がある時期から何事も上手くいかなくなり,自殺まで考えるほどに。人生をやり直そうとマニラで宣教師になろうとし現地の牧師を訪ねたが,現地でアルカイダと関連のある組織に誘拐されジャングルに監禁されてしまう。

体験者が語りながら再現フィルムを流していくシンプルな設定。展開が遅いなと思う部分もあるのだが,逆に言えば引き込まれてしまっているからこの様に感じてしまうと言えるのかもしれない。

フィリピン編を見たときに,20年ぐらい前に友人と二人でセブ島に行ったことを思いだした。安いパックだったので日本人の添乗員は成田だけ。マニラでは中国人のガイド。そこで「セブ空港に現地人のガイドがいるから」ということで食事後ガイドと別れたのだが,セブに向かうのは私達だけだった。しかもセブに向かう飛行機は6時間後。どの飛行機に乗るんだ?現地でガイドと会えるのか?そのガイドは日本語ペラペラなのか?と不安になりながら飛行機を持っていた。

二人とも初海外なのに無謀なツアーに参加したな,何を考えていたんだろうなと思い出すと笑ってしまう。