2008-03-21

トンマッコルへようこそ


朝鮮戦争中,山の中にある民間の村トンマッコルで墜落した米軍兵士,道に迷った韓国軍兵士2人と北朝鮮兵士3名が一緒になった。互いを牽制して殺し合おうとするそれぞれの兵士。しかし,銃も知らなければ,戦争が起こっていることも知らないノホホンとしたトンマッコルの村人の雰囲気にその殺伐さは消され,一緒に暮らしていくうちに村人と共に仲良くなっていったが...

笑いあり涙ありのとても良い映画だった。戦争の時に良くいわれるのが,個人同士では恨みも憎しみも無いということ。この映画はそれを全面に押し出しているのが良い。又,戦争映画にありがちで映画の脚本としては安易な「国のため,家族のため」という部分を一切排除している部分も良かったと思う。