2007-08-28

Toby Keith/Courtesy Of The Red, White And Blue



いい曲だなと思い歌詞を調べてみるとあるサイトに以下のようなことが書かれていた。
裁きは下される。戦いがおこる。お前はアメリカに手を出したことをすまないと思うだろう。なぜなら我々はお前にお返しをする。それがアメリカのやり方だ。
※同時テロ後に書かれた曲

やられたらやり返すはスポーツの世界だけで十分。言葉を売りにするミュージシャンならこうなった原因を追及してくれ。相手も同様の気持ちだったのかもしれないのにと,安全な場所にいる私は無責任に考える。

この映像もそうだけど,戦争を考えるときに戦争と兵士(及び遺族)の悲しさや勇敢さとリンクしてはいけない。それこそ権力者の思う壺。日本の特攻隊関係の映画や歌によくあるからこそ特にそう思う。

話は脱線したが,この曲を調べていくとDIXIE CHICKSという女性カントリーグループの存在を知った。ブッシュとこの曲を批判し大変なことになったらしい。批判の度合いだったら他の歌手の方が凄いのにと思っていたら,カントリー歌手だから騒動が大きくなったらしい。

まあ,政府に賛同するにせよ批判するにせよ,どちらの歌も存在するという部分がアメリカの面白いところだと思う。自分の考えとは異なっても,ガンバレソングや自分に正直ソングよりは遙かに聞き応えがある。