2007-05-12

イン・マイ・カントリー


南アフリカで「真実和解委員会」という,アパルトヘイト時に差別や暴行を受けた被害者がその内容を証言し,加害者が真実を述べれば恩赦されるという制度が設立された。取材をしている南アフリカで生まれ育った白人女性記者と,アメリカで生まれ育った黒人男性記者がこの制度への考えで対立をしていたが...

理不尽な暴行を行わなければ,自分若しくは自分の家族が理不尽な扱いをされるかもしれない。戦争でも同様なことが起きる。その時に自分が犠牲になっても,人間としてのモラルを貫き通すことが出来るであろうか。貫き通したモラルは映画のストーリのように陽の目を見ることがなく埋もれてしまう。