2013-02-05

悪意がない

ここ一ヶ月くらいスポーツの世界に置ける体罰という名の暴力問題について議論されている。それを見たり読んだりして分かったのは体罰をする人間は悪意を持って体罰をしていないということだ。体罰を受けて感謝している人間にも同じ事が言える。

悪意を持っていない者は厄介だ。その行為に対してそれは悪なんだよと認識させるのは根気と時間がかかる。大部分の人が成長過程のある時期に「これは悪いことなんだ。考えと行動を改めないと」と認識できることが出来ていないのだから。

体罰を受けてそれを感謝している人間も更に厄介だ。そういう人間はたいがい「愛」という曖昧な言葉に自己満足し,その言葉でその行為を正当化し継承し次世代の体罰肯定派を作り上げていく。