2011-09-30

不思議な光景

今朝犬の散歩時踏切の20mほど手前で警報機が鳴り出した。ふくらはぎ痛で歩くのもやっとなので「今回は待とう」とゆっくり歩いていたら,遮断機が下りて通れなかった?のか踏切の前で自転車に乗った大学生風の男が自転車を降り,いきなりその自転車を蹴倒し腰に手を当て線路の方をじっと見ていた。


奴の周りには誰もいない。何が起こったんだ。突然の想像外の出来事にその男の側で待つ事が出来ず4,5m後方で様子をうかがいながら遮断機が上がるのを待っていた。

なぜ乗っていた自転車を蹴ったんだろう。現在倒れている自転車はそのまま放置するのだろうか。この行動は普通じゃないので奴はきっと....だから奴が後ろを振り向いて目があったら嫌だな...等,電車が3台通り過ぎる間考えていた。

遮断機が開いた。奴はどうするのだろうかと見ていたら倒れていた自転車を起こし,それに乗りながらゆっくりと走っていった。「結局乗るのかよ」という結論しか出なかった,何とも言えない不思議な光景だった。