2011-01-31

中華Pad

zip等でアーカイブされたcomicや電子書籍をPCで読んでいたのだが場所が限定されることもあり,タブレットでも読みたいと思い電子書籍端末を探した。機能が足りないなと思ったり,機能はいいけど価格が高いなと思うようなものばかり。

電子書籍端末じゃなくてiPadでもいいけど高いしなと諦めていたところAndroidタブレットというものが引っかかった。携帯電話を持っていないのでスマートフォンなどの情報に疎くAndroidは聞いたことがあるが何者かは全く分からなかった。

そこから色々調べAndroidアプリを開発できる環境を作るまでの知識を得た。開発時はPCでAndroidエミュレータが動くのでAndroidの動作も把握することができた。それによりAndroid2.2のタブレットなら私が望む機能が満たされている事を確認し俗に言われている中華Pad(8インチ)を探すことにして,決めたのがS5PV210。CPUがSamsung S5PV210 1.2GHzというのが決め手となった。

日本で買うより数千円安いのでwww.dhgate.comでFree Shippingの商品を購入。Paypal支払いで260ドル=約2.1万円。中華Pad自体の安定性の不安さと海外通販の危うさ(ちゃんと届くか,故障時の保証,関税...)を承知の上だったが,購入した業者がまめに電話やメールをくれる優良業者だったので「ちゃんとした商品できちんと届くだろう」と強気な心に変化。でも,まめなのは嬉しいけどお互い言葉がほぼ通じないから電話はいらなかったんだけど。

注文から2週間弱で到着(EMS)。関税もセーフ。Padの状態もOK。Android自体がマルチランゲージなのでOpenWnnという日本語入力アプリを入れ日本語も問題なし。AndroidMarketにもつながるしYoutubeも問題なく見られる。比較対象となる機器がないのだが動作レスポンスも特に不満はない。というより想像以上だった。最悪の想像をしていたからかもしれないけど。

ネットワークについて捕捉しておくと,バッファローAOSS無線環境だったので接続設定するときにやたら長いpasswordを入れなければならなかったのが面倒だった。(これは1度設定しておけばOK)。

中華Padを選択-購入-操作している期間,安価なDOS/Vパソコンを購入し色々試していたwin3.1が登場した頃を思い出した。安定より機能と価格を重視しパーツの相性などの問題を調べるうちに知識も身につけていった時代。こういう時期を過ごしていたからiPadに比べ不安定,無保証でマイナーな存在だけど,安価で高性能ということだけで躊躇無く中華Padを選択できたのかもしれない。