2012-06-12

反面教師

吉本興業所属タレントの生活保護受給問題に関するメディアの扱いを見ていると,吉本興業の好き嫌いは別にしてやり方が上手いなと思った。それはうちのタレントを今後出しませんよというスタンスで各メディアを脅せる体勢を築き上げた事だ。

当然それはメディアではなく,他のタレントや文化人にも波及され,毒舌や良識で売っていたくせに実はそうじゃなかったという化けの皮が剥がれた輩があぶり出された。

それと民主党を支持しているために,問題をすり替え片山さつき攻撃を行う文化人も多数出てきたのが興味深かった。私は支持政党がないため,どの党の誰が何を言おうとそれが正しいと思えば「その通り」と思うので,すり替え文化人の見苦しさは得に印象に残った。

「○○憎し」「○○正義」という前提で物事の判断に入ってしまう愚かさを反面教師として学んだ。