2011-07-25

白いリボン


映画を見る時あらすじにより好みかどうかの判断材料とする。詳細や既に見終わった人の感想は映画を見終わるまで見ないようにする。

ただ,中には詳細等を知った上で見た方がもっと面白く見ることができたかもしれないと思う映画もある。それがこの映画だった。

色々な事件が起こるが犯人が曖昧なまま映画は終わる。判断は観た人がどうぞ,論理は通してあるからと突き放される。

「こういう映画は嫌いじゃないけど,こういう映画だと思って見たわけじゃないからそりゃあないよ。でも,映画館でしか見られなかった時代は見る映画の下調べをそれなりにしていったから,下調べもせずに自宅で酒でも飲みながら見ようと気楽に借りた自分の落ち度かな」と敗北宣言。

見終わったと色々調べたら「なるほど,なるほど」と思う部分が沢山あった。ストーリーの記憶が薄れた頃にもう一度見てみよう。